第5回 和の様式美のモダンなアレンジ… 今月のスタイル:ジャパネスク
MOLZA株式会社
◇カーテン→
カーテンもまたもともと『洋』風のものなので、本来の和風ならそのかわりに障子戸を付けるのでしょうが、『ジャパネスク』スタイルなら特に様式にはこだわりませんので、いろいろ工夫をしてみてください。
特におすすめは、「シャープシェード」というスタイルのもの。和紙と竹や木を組み合わせたものなら、新しい感覚の和風スタイルにはぴったりです。
◇その他のアイテム→
「和のモチーフ」といえば、『ジャパネスク』のスタイルでは、建具をいろいろなバリエーションで用いる例をよくみかけます。障子・襖・格子戸など、日本建築には用途に応じいろいろな建具があります。
壁で仕切るのではなく、ゆるやかな仕切り…時には広いスペースにするために開放できるようにしたいけれど、普段には仕切っておきたい。また、リビングのとなりに設置した書斎などは、格子戸で少し見え隠れする方がちょうどいい…など多様に使えて重宝します。
また最近はあまり見かけませんが、年末には家中の障子の張り替えをするという習わしがありました…何年前の光景でしょうか。日本的なこころ改まる迎春のための年中行事でしたね。こんなことも伝えていきたいもののひとつですし、簡単に自分の手でメンテナンスができるのいう、和スタイルの良さでもあるわけです。こうした良さを再発見できることも『ジャパネスク』のちょっとした魅力なのかもしれません。
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