第6回 大人があこがれる癒しのインテリア… 今月のスタイル:エスニック
◇照明→
このスタイルに蛍光灯に光はあまり似合いませんのでご注意。
少し暗めの方がぐんと雰囲気が増します。
ですから主照明はぐっと抑え気味の光量にして、
スタンドや間接照明を上手に組み合わせると良いでしょう。

松下電工
リリカラ株式会社
『あかり』はインテリアの演出においてとても大切な要素です。ある意味ではもっとも簡単に部屋の演出をかえられる方法でもあります。新築時なら照明の配置を考える時にスイッチの位置ともに、どんなふうに部屋を使い分けるであろうかと思い浮かべて照明の組み合わせを考えてみましょう。今はごく簡単に、それぞれの照明に調光器というコントローラーを組み合わせることで光の調節ができます。必要に応じ、少し光量をおとして、必要なところにスタンドをつけて明かりを分散させると、美しい陰影ができリラックスできる空間となります。ただし調光器は一般的に白熱球の器具にしか対応できないので、照明器具を選ぶ時にご注意ください。また最近は蛍光灯の場合も器具自体にリモコンがついていて調光が可能なものもあります。
◇家具→
布貼りのソファや籐素材を一部に使ったものが似合います。
100%エスニックではなく、アジアンな感覚を「ほのかに感じさせる」しゃれた大人っぽいイメージを目指したいので、あまりエスニックっぽくするよりもむしろシンプルなチーク調の濃い色味の家具をえらんで、インテリア小物のあしらいで雰囲気づくりをしましょう。ただ全体的にあまり背の高い家具は置かない方が良い感じだということに注意。チェストやローボードだけでも雰囲気は充分です。この場合、床に座るスタイルなど、ロースタイルのインテリアの方が癒し系のアジアン感覚に近づくと思います。
日本フクラ株式会社