第1回 「いま注目したいインテリア・トピック」
リビングの中心はTVですか?
そしてさらに最近の家電のなかでも特に目を引くのは、テレビの大型化。今やテレビはテレビ放送をみるだけでなく、これからはもっともっと画像を映し出すモニターとして活躍していくのではないでしょうか。
その可能性は私たちの想像をはるかに超えているようです。映画をみたりビデオをみたりに利用するのは当然ですが、デジタルカメラでとった写真や撮影したビデオを再生しながらホームパーティーを楽しんだりすることも可能です。かつて考えられないほどの巨大なモニターはコンテンツとともにインテリア環境にとってさらに重要になってくることでしょう。

またメインのリビングだけでなく、さまざまなスペースとリンクして画像や音を楽しむことも、これから近い将来に向けてのおすすめになります。
ただ、費用をかけて高いオーディオスピーカーやシステムを組み合わせることのみではなく、小さい安価なスピーカーやモニターであってもいろいなところで使ってみると効果的です。たとえばキッチンやバスルームで、音楽を流したり画像を流したりして、もっともっと視覚聴覚両面から多角的に空間を楽しむことが可能になるからです。
デジタル放送の開始にむけて、システム構築や配線の種類・方法などがさらに難しくなりそうですが、ご新居計画の際あらかじめこれらについて知っておかなければ、後で室内が配線だらけになってせっかくのインテリアが台無しになってしまいます。配線の全てを隠す必要もないのですが、通路や天井や床に配線が見えるのはインテリアの仕上がり上大変残念なことですから、この点にもぜひご注意を。
さて実は近頃お客様から、お部屋がほとんど出来上がってから壁掛テレビにしてすっきりしたい、というご要望をいただくことが多く、どうしたらよいのだろうと困っていたのですが、いい情報が入りました。後からでもスキっと工事ができる大型テレビ用のインテリアパネルが松下電工から近々発売になるようです。インテリアリフォームにも利用できますので、ぜひチェックしてみてください。
(参考:松下電工ホームページ http://www.mew.co.jp/