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インテリアスタイルの話題がしばらく続いたので、少し気分を変えて今回から3回にわたり、
インテリアの色彩をテーマに取り上げたいと思います。
色彩の話ならまかせて! というカラーセンス自慢の皆さんもきっと多いことと思います。
そんな皆さんには繰り返しになってしまうかもしれませんが、
色彩の基礎知識の中でも特にインテリアにかかわりの深いものをピックアップして、ちょっとおさらいをしてみましょう。


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色には、色相(色味)・明度(明るさ)・彩度(鮮やかさ)の3つの属性がありますね。

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色彩心理学というと黄色は欲求不満の色で、紫を選ぶ人は体調がよくない・・・などなど、高度な(?)心理表現を思い浮かべてしまいますが、
そうした色の意味や連想、イメージは、性別、年齢、人種、時代などでさまざまに違ってくるので、こうしましょうというような提案はなかなか
難しいですね。それとは別に、色の見え方にはもっと生理的な、色が見える「目」と「脳」の仕組みから来る特有の現象があり、知っておくと
効果的に使えます。

0701_03.jpg 色には暖かく感じる色「暖色」と、冷たく感じる色「寒色」があり、
暖色は前に飛び出して見え、膨らんで見え、軽く見える傾向があります。寒色はその逆ですね。
明るい色「高明度色」と暗い色「低明度色」、鮮やかな色「高彩度色」と濁った色「低彩度色」にも
同じような見え方の特徴があります。一覧表にまとめると、
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右図は同じ大きさの色票です。
ほんとうに同じ大きさにに見えているでしょうか?
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部屋を広く見せるために明るい色で仕上げたりするのは、こうした色の見え方を利用しています。

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