まず最初に、暖色は進出して見え、寒色は後退して見えるなどの「色の見え方」から見てみましょう。
●この一覧表で思い出してください。
暖色や明るい色(高明度色)は大きく膨らんで見える、
つまり壁や床や家具が膨らんで大きく見えるので、
その結果広く見えることになります。【図A】
同じ暖色でも家具を暗い色(低明度色)にすると、
引き締まって少し部屋が狭く感じられますね。【図B】
特に背の高い家具を濃い色にすると、
部屋が狭く感じられるので注意が必要です。
床を濃くし、家具は寒色、壁も少し色をつけてみると、
一層引き締まって、重量感のある部屋になりましたね。【図C】
同じ大きさの3つのスケッチを見比べて、
ほんとうにそう見えるか、じっくり確かめてください。
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