最後に動線について少し注意点をまとめておきたいと思います。
1.動線はなるべく短く
図で示したように各ゾーンとゾーンを結ぶのは廊下や階段ということになりまます。
これらが長いということは部屋の広さがその分狭くなることなので、できるだけ短くしておきましょう。
ただ、あまり部屋の機能を考えずに短くしてしまうと、プライバシーがそこなわれることもあります。
2.来客用動線・家族の動線
お風呂から上がったところで、お客様とパッタリということのないように来客をパブリックゾーンに導く動線とプライベートな動線がなるべく重ならないようにしましょう。
宿泊されるお客様が多い場合はゆったりとくつろいでいただけるように、特に気をつけたいものです。
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3.水回りの動線について
家事の準備や洗濯・掃除などが効率的にできるかがポイント。
図のように3ウェイを取り入れたり、設備や収納の位置なども考慮して自然な動きで家事がこなせるようにしたいものです。
さて皆さんのオリジナルのゾーニング図はできましたでしょうか。
ここまでくれば もう間取りはかなり完成に近づいてきたはず。
あとは専門家の方と一緒に敷地におとし込んでみる作業になります。
これからはもっともっと、方角、採光、各個室の広さなど具体的になってきます。 |