◆すみずみまで目が行き届く最適サイズとしての35坪…
もしかするとこの35坪が、一人の主婦がきちんと家中全部に目が行き届く最適サイズかもしれません。掃除のしやすさ、管理の手軽さ、家族の親しみ、などを含めてこのサイズが上手に設計されれば、実にまとまりある空間となることでしょう。もちろんそんなに余裕があると言う訳ではありませんが、設計次第で充分に楽しい空間ができあがります。ポイントは「思いきり」。上手に取捨選択し、必要部分を贅沢に、無駄は徹底的に省くことです。全部を細かく仕切るより、ひとつふたつゆったりしたスペースを意図的に作ると良いと思います。その部分に、ご自分の家族らしさを盛り込めればきっとプランは成功です。
◆ゆとりあるライフスタイルにふさわしい60坪…
必要不可欠なスペースをゆったりとプランしてもなおかつスペースにゆとりがあるのが60坪以上のプラン。
家族数や必要な個室の数にもよりますが、かなりの自由度でいろいろな遊びの部分やこだわりの空間設計を楽しめますし、2世帯住宅もOKに。ただ普段の管理もそれなりに手がかかり、メインテナンスやセキュリティも割高になってきます。もちろん日頃のお掃除やお手入れにも手間はかかります。実際「マンションにすんでいた頃は楽だった〜」などという声も聞かれたりします。そのあたりもいろいろ考えて楽しんでプランニングなさってください。 |