それでは、その細かい指示に関するアドバイスを
順にご説明いたします。
◆造作物のポイント
家の中にはいろいろな造作物があります。なかでも、結構こだわりたいのは、いろいろなカウンター類の断面。たとえば出窓のカウンターや下足入れのカウンター類。厚み3センチくらいの木製が多いのですが、この断面の形状で見た目の印象が大きく変わってきます。充分な厚みがないと室内が安っぽくなりがちですし、断面の仕上げが丁寧に作り込んであると、とてもよい造りの高級感のある家に見えるものです。もちろん対面キッチンのカウンターの仕上げにも充分注意してください。
同じカタチ同じ厚みのカウンターでも印象はずいぶんと違ってきます。ぜひ図を参考になさってください。
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◆建具のポイント
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ドアハンドルのデザインでもドアの印象は大きく変化します… |
この場合の建具とは、一般的に言われるドア類のこと。
この仕上げも様々で多種多様です。
建具全体のデザインはどなたでもとても気になるところですが、意外にインテリアの印象が変わるのがドアについている「レバーハンドル」です。今はかなりデザインも自由に選べるようになりました。ユニバーサルデザインでどなたにも使いやすいもの、装飾的に凝ったものもあり、いろいろなメーカーが多彩なデザインを出していて、楽しんで選ぶことが可能です。色もゴールド、クローム色、ブロンズ色などがあり、インテリアの仕上がりにかなり影響します。一般的には、ゴールドは華やかでロマンチックな感じ。クロームはシャープでモダンな感じ。ブロンズはクラシックで重厚な感じになります。
ちなみに照明器具なども含めて、室内の金物は同一色で揃えるときれいです。
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