第3回 仕上がりの「違い」を生みだすひと工夫「ディテールを選ぶ」。
◆アクセサリー金物のポイント
レバーハンドルにつづきこだわりたいものは、「洗面室のタオル掛け」「トイレのペーパーホルダー」などのアクセサリー金物。私としては、ホテルのインテリアを参考にすることが多いのですが、この辺りの金物類は大変デザインも美しいものが多く、輸入品も多いのですが、みなさまの住まいにもきっとよい実例になると思います。一度じっくり観察してみてはいかがでしょうか。
シンプルモダンで機能性にも優れたタオルバーの一例…
洗面室のデザインアクセントになるアクセサリー小物たち…
◆配線器具のポイント
内装の仕上げには大変気を使ったはずなのに、意外とできてみないと解らないのが配線器具。仕方がないとはいえ、スイッチや給湯リモコン、インターホンなど、絵を飾る予定だった壁にぎっしりなどということも。「もう少し配慮して配置すればよかったなぁ」ということはよく起こります。かなり面倒な作業ですが、完成後の家具の配置も含めて充分に時間をかけて考えたいものです。せっかくのコンセントが家具に隠れては大きな無駄ですし、この操作パネルがあるからこの家具が置けないという引越時のトラブルもなくしたいものですね。また、配線プレート(コンセント・スイッチ)のデザインも今ではいろいろ選べます。こんなところにまで気を使うというのはとても大変ですが、出来上がってみればインテリア効果は歴然。その仕上がりには満足も大きいと思います。
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