第4回 中からも外からも美しい…インテリアに映える「外構を選ぶ」。
インテリアと溶け込んでひとつになる窓からの景色。
さて、外からの印象もその手法によって、いろいろあると思いますが、住んでいる自分たちからみた場合はどんなことが考えられるでしょうか。
部屋の中から見る自宅の家の庭というものは、ある意味窓を通しての庭になりますから、庭全体を見るというより窓をフレームとして、切り取って見えることになります。家族のおひとりおひとりは、室内で毎日ある程度決まった位置に座ると思います。そこから見る景色もある程度決まった景色で、それを意識して、ベストな景色になるように、庭園設計を考えるのも楽しいのではないでしょうか。
樹木一本、大きな植木鉢ひとつ、あるいは花壇でもいいのです。四季の移ろいをそこから感じたりできればとても贅沢なインテリアの仕掛けになります。
『ピクチャーウインドウ』といって外の景色を1枚の絵のように切りとるためのインテリア窓がありますが、お気に入りの風景をこうしてインテリアに取り込むのもステキな工夫だと思います。
リズミカルに並べた窓から見える景色が楽しそうなダイニング。