五感にひびくインテリア…お好みのイメージをぜひ大切に
先程も少しふれましたが、ご自分やご家族の「これが好きだ」という感覚は家具選びにもとても大切。心地の良さというかたちのない感覚的なものが、インテリアにとって最終的には一番得難い部分となってくるからです。
まずは、どんなインテリア空間を創りたいか、という強い意志をもち、そのイメージの定着=具体化のために幅広い情報収集につとめましょう。
そのうえで時々のプロのアドバイスを受け入れる柔軟性があれば、あなたの上手なインテリアプランはきっと成功するに違いありません。
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さてここで最後に、最近の家具事情を少し…
ウォークインクローゼットの定着とともに箱もの・収納家具への考え方はかなり変わってきています。
大きな流れとして基本的には家具の数は減っていく傾向にあるといっていいかもしれません。従来の大物家具の主流であった婚礼家具も最近ではあまり好まれていませんし、新築を機に手ばなす方も少なくありません。
こうした一方、装飾を兼ねた収納として、伝統的な箪笥は人気が高まっています。
本格的なつくりの家具はやはり人気が高いですし、存在感のあるインテリアとしては重要度を増しています。
またリビングなどの収納として「見せる収納」「飾る収納」は人気も高く、商品も充実してきました。自由にシステムを組んで、気のきいたインテリア小物と合わせ気軽に楽しむとよいでしょう。
なおインテリアイメージと似合う家具選びは
『インテリアコーディネーターの視点II』をどうぞご参考になさってください。
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