第六回 ベストな「間取り」の決定へ。
 
「ゾーニング」の考え方と「動線」の確保

それではいよいよ「間取り」について考えてみましょう。モデルルームや雑誌にのっている間取りはもちろん参考にはなりますが、家族構成もライフスタイルもご家族によってそれぞれ微妙に違います。住み手の暮らしによってベストの「間取り」は異なって当然です。いろいろと検討してみましょう。
さて間取りは、関連の深いスペースごとにまとめてそこから細部のツメ(配置や組み合わせ)を考えていくやり方が一般的。
ほとんどの場合、『パブリックゾーン(リビング・ダイニング)』『プライベートゾーン(寝室・子供部屋・和室)』 『水回りゾーン(バスルーム・トイレ・洗面)』の3つにまとめることができます。大きなゾーン分けをして、空間構成を考えることを『ゾーニング』といいます。
このときはまだ、敷地の形状など気にしなくてよいのです。
それぞれの関わりかたは住み手のライフスタイルで大きく異なってくると思います。
どんな配置にするのか家族でさっそく書いてみると、我が家のライフスタイルも見えてくるのではないでしょうか。

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