【注文住宅づくり】滋賀県の住み心地は?エリア別の魅力と費用相場を紹介

土地探し
  • 公開日:2025/04/16
  • 更新日:2025/04/16

関西2府4県の一つである滋賀県は、日本最大の湖である琵琶湖の恵みを肌で感じられるエリアです。大阪や京都などへのアクセスもよく、「滋賀県に家を建てたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、滋賀県での土地選びのポイントや建築費用の相場、人気のエリアの魅力など、注文住宅を建てる際に知っておきたいことをまとめて紹介します。滋賀県でマイホームを検討する際の参考にしてください。

Index

    滋賀県の注文住宅づくりの基本情報

    マイホームづくりでは、まず住みたい土地の特徴や利便性、気候などを知っておくことが大切です。滋賀県の地理的な基本情報を以下で紹介します。

    土地選びのポイント・地域の特性

    滋賀県の地形は、中央部の琵琶湖と周辺の近江盆地、さらに盆地全体を取り囲む山地で構成されています。県土の約6分の1を占める琵琶湖は日本で最も面積が広い湖で、関西地方の重要な水源です。

    交通面では、名神・新名神・北陸自動車道という主要な高速道路が交差する交通の要衝であり、京阪神方面に行きやすいだけでなく、福井県敦賀市方面や三重県四日市市方面にも短時間で行けます。県庁所在地である大津市は琵琶湖の南側に位置し、大津駅から京都駅までは約10分、大阪駅までは約40分と、近隣都市へのアクセスにも優れています。自然環境にも交通面にも恵まれたエリアながら、土地の価格はそれほど高くありません。

    なお、海のない内陸県ではあるものの、琵琶湖周辺には軟弱な地盤や埋め立て地があるため、土地選びの際は注意が必要です。川も多く、場所によっては洪水のリスクもあります。

    滋賀県特有の気候・住まい設計

    滋賀県の気候は、気温の差が大きく雨が少ない内陸性気候です。なおかつ琵琶湖が夏の暑さや冬の寒さをやわらげているため、盆地としては比較的おだやかで過ごしやすいでしょう。台風が上陸することは少ないものの、大雨が降った際には琵琶湖や河川の水位が上昇し、水害が発生することがあります。東近江市や長浜市、米原市などでは実際に浸水被害が起きているため、ハザードマップを確認し、万が一に備えた設計をしましょう。このほか、傾斜地では土砂災害への注意も必要です。

    滋賀県の注文住宅費用相場

    マイホームを建てる際には、無理のない資金計画を立てることが大切です。2023年度に住宅ローン「フラット35」を利用した方の調査データをもとに、実際に滋賀県で注文住宅を建てるには、どのくらいの費用が必要なのかを紹介します。

    注文住宅のみの建築費用(建て替えなど)

    すでにある土地に注文住宅を建てた場合の費用相場は、以下の通りです。住宅用の土地を購入済みの場合や建て替えを検討する場合は、以下を参考にしてください。

      敷地面積 / 延床面積 建築費用
    全国平均 334.5㎡ / 119.5㎡ 3,861.1万円
    滋賀県平均 313.5㎡ / 123.7㎡ 4,288.2万円

    ※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より抜粋

    建築費用に関しては約4,288万円で、全国平均を430万円ほど上回っています。一方で、敷地面積は全国平均よりも20㎡ほど狭く、延床面積は全国平均をわずかに上回るという結果でした。

    土地付注文住宅の建築費用

    滋賀県で土地付注文住宅を購入した場合の平均建築費用は、以下の通りです。

      敷地面積 / 延床面積 建築費用
    全国平均 249.9㎡ / 111.2㎡ 3,405.8万円
    滋賀県平均 230.2㎡ / 111.8㎡ 3,315.0万円

    ※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より抜粋

    土地と建物をセットで購入した際に、建物部分のみにかかる費用は約3,315万円で、全国平均を90万円ほど下回っています。また、敷地面積に関しては全国平均以下である一方、延床面積は全国平均とほぼ同じです。

    土地取得費用

    滋賀県で土地を取得する際にかかった費用についても確認しておきましょう。

      敷地面積 土地取得費用
    全国平均 249.9㎡ 1,497.6万円
    滋賀県平均 230.2㎡ 1,156.2万円

    以上のように、敷地面積でも土地取得費用でも全国平均を下回っています。土地の価格はそこまで高額ではない一方で、広い土地の確保が難しいケースもあるようです。

    滋賀県の注文住宅費用総額(土地+建物):4,471万円

    以上のデータから、滋賀県でマイホーム用の土地を購入して注文住宅を建てる場合にかかる費用は、約4,471万円となりました。全国平均は約4,903万円となるため、比較的リーズナブルにマイホームを入手できるエリアだといえます。そのため、京都府や大阪府で働きながら、滋賀県に家を建てたいと考える方も少なくありません。なお、実際にかかる費用はエリアや立地条件、住宅メーカーによっても異なります。

    滋賀県の注文住宅人気エリアの土地相場

    2024年のデータによると、滋賀県の平均地価は1坪あたり19万2,135円です。ただしこれは県全体の平均値であり、実際の土地相場はエリアによって大きく異なります。以下では、坪単価平均で1位から10位までの市町村を紹介します。

    市町村 坪単価平均
    草津市 42万2,589円/坪
    大津市 33万1,692円/坪
    守山市 32万1,086円/坪
    栗東市 25万27円/坪
    野洲市 24万7,654円/坪
    近江八幡市 18万1,663円/坪
    彦根市 16万7,911円/坪
    湖南市 11万9,184円/坪
    東近江市 10万2,615円/坪
    竜王町 9万4,765円/坪

    ※引用:土地DATA(2024年[令和6年])

    滋賀県の土地相場の特徴

    滋賀県内で土地相場が高めなのは、主に琵琶湖の南側から東側にかけてのエリアです。これには、JR東海道本線(琵琶湖線)を利用しやすいことが一つの理由と考えられます。主要駅にJRの新快速が停車する草津市や守山市、大津市などにマイホームを建てれば、京阪神方面への通勤にも便利です。加えて、いずれのエリアも人口密度が高い京都や大阪と比較すると静かで、暮らしやすさと利便性の両方を兼ね備えています。

    滋賀県の人気エリア

    ここからは、滋賀県内で住宅地として人気のある6つのエリアを紹介します。

    草津市

    草津市は、琵琶湖の南東部沿岸にある市です。主要駅である草津駅は、東海道本線(琵琶湖線)の新快速が停車するほか、県南部の甲賀市方面とつながる草津線も乗り入れています。新快速利用時の所要時間は、京都駅までが約20分、大阪駅までが約50分です。

    商業施設の充実度が高く、草津駅前にはデパートやショッピングセンターがあるほか、郊外には大型のショッピングモールも建っています。さらに総合病院も多く、医療面でも安心です。東洋経済新報社が実施した「住みよさランキング2024」では、利便性や快適性などが高く評価され、第10位にランクインしました。

    周辺のABCハウジング
    草津住宅公園

    甲賀市

    甲賀市は県の南東部にある市です。市を横断するように新名神高速道路が通り、甲賀土山・甲南・信楽という3つのICが利用可能で、大阪方面にも名古屋方面にも行きやすいのが特徴です。買い物ができる商業施設や飲食店なども幹線道路沿いに集中しているため、車での移動が中心になるでしょう。

    市内には広々とした公園が点在しているのに加え、少し足を延ばすだけで豊かな自然とふれあうこともできます。甲賀忍者にちなんだスポットも多く、この地で育まれた文化を感じながら暮らせるのも大きな魅力です。

    長浜市

    県の北端にある長浜市は、敦賀市まで約50km、京都市や名古屋市は約60km圏域と、近畿・北陸・東海を結ぶ場所に位置しています。南北を貫くように北陸自動車道が通り、長浜・小谷城スマート・木之本という3つのICが設置されています。鉄道はJR北陸本線を利用可能で、主要駅の長浜駅から新幹線停車駅である米原駅までは約10分です。

    幹線道路沿いにはさまざまな商業施設が建ち並ぶほか、地元の食材を扱う道の駅もあるため、車があると便利に暮らせるでしょう。琵琶湖の景色を楽しめる公園のほか、キャンプ場やスキー場など、家族でお出かけを楽しめるスポットも点在しています。

    大津市

    県の南西部にあり、京都市と接している大津市は、滋賀県の県庁所在地です。主要駅である大津駅から京都駅までは約10分、大阪駅までは約40分という利便性の高さが、人気の理由の一つとなっています。市街地や住宅地にはスーパーなどの商業施設も多く、日々の買い物には困らないでしょう。大津赤十字病院をはじめ、医療機関も充実しています。

    便利に暮らせる一方で、都会の喧噪を忘れられるような閑静な住宅街も多く、山地や丘陵地には手つかずの自然が残っています。

    守山市

    守山市は、県の南西部に位置しています。主要駅の守山駅にはJRの新快速が停車し、京都駅には約25分、大阪駅には約55分で行くことができます。駅の周辺は住宅街として発展している一方で、郊外にはのどかな田園風景が広がり、訪れる人の心に安らぎをもたらしてくれます。

    日々の買い物などには、駅前や市街地にあるスーパーや、琵琶湖のほとりに建つ大型ショッピングモールのピエリ守山を利用可能です。江戸時代には中山道の宿場町として栄えた歴史を持ち、文化と自然が融合した古きよき日本の雰囲気を味わう暮らしが楽しめます。

    彦根市

    県のほぼ中央部に位置する彦根市は、国宝の彦根城があることで知られる街です。滋賀県を代表する観光地である一方、市内には滋賀大学や滋賀県立大学のキャンパスが建っていることから、学園都市としての側面も持っています。また、スーパーやショッピングモールも充実しているため、日々の買い物で不自由を感じることはないでしょう。

    主要駅の彦根駅には新快速が停車するのに加え、新幹線停車駅の米原駅までも約5分と、在来線と新幹線の両方を利用しやすいのが大きな魅力です。郊外には、荒神山公園など、家族で遊びにいける広々とした公園もあります。

    注文住宅を建てるなら滋賀県の魅力を感じられるエリアの選択を

    関西の水がめとも呼ばれる琵琶湖がある滋賀県は、湖や山林の豊かな自然を身近に感じられるエリアです。京都や大阪方面へのアクセスがよい一方で、土地の価格はそれほど高くない点も大きな魅力です。京都や大阪の都市部で働きつつ、滋賀県で暮らすことを選択する人も少なくありません。

    滋賀県で注文住宅を建てる際は、通勤・通学や自然環境なども考慮し、家族が笑顔で過ごせるエリアを選びましょう。滋賀県での家づくりのヒントをお探しの際は、ぜひABCハウジングへお越しください。

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    草津住宅公園