狭いリビングでもリビング学習はできる?勉強スペースを作るコツ

間取り・設備
  • 公開日:2023/10/18
  • 更新日:2026/03/26

子供の学力向上を促すと言われるリビング学習。
家事をしながら子供の学習を見守ることができ、子供とのコミュニケーションも取りやすいので、自分の部屋ではなく、あえてリビングで勉強をさせたいと思う方もいるでしょう。
しかし、狭いリビングでも勉強スペースを作るにはどうしたらいいのか、お悩みの家庭は多いのではないでしょうか。どこで勉強したらいいのか、勉強道具はどう収納したらいいのか、考えるべきことがいろいろありますよね。
そこでこの記事では、

  • ●リビングが狭くても勉強スペースを作るコツ
  • ●勉強道具がごちゃごちゃしない収納術

を紹介します。
リビング学習のメリット・デメリット、子供が集中できるようにするポイントも解説しているので、併せて参考にしてみてくださいね。

Index

    リビング学習のメリット・デメリット

    近年リビング学習を実践する家庭が当たり前になり、効果を実感する親子も増えています。
    次の順番に見ていきましょう。

    • ●リビング学習のメリット
    • ●リビング学習のデメリット

    リビング学習のメリット

    まずは、リビング学習のメリットを紹介します。

    1.集中力を養うことができる

    リビングは、集中力を養うには絶好の場所です。
    家族がキッチンで食事の準備をしたり、ソファに座ってテレビやスマホを見たり、きょうだいが本を読んだり絵を描いたりしています。
    適度な雑音がある中で勉強することは、たとえ周りが何かをしている環境でも集中できる力をつけることができ、学校のテストや受験など、ここぞという時に自分の力を発揮することができるでしょう。

    2.勉強を生活の一部にすることができる

    リビング学習を習慣化すると、子供が勉強するハードルをグッと下げ、生活の一部にすることができます。
    勉強嫌いな子供の場合は、自分の部屋で1人で勉強することに抵抗があるものです。生活の場であるリビングに学習スペースがあれば、勉強に取り組みやすくなるでしょう。

    3.良い意味での緊張感を保つことができる

    リビングでは親の目があり、適度に緊張感が生まれます。
    自分の部屋だと親の目も届かず、気が緩みがち。つい漫画に手が伸びたり、「ちょっと動画を見てから…」と勉強が後回しになりがちです。リビングでは、気の緩みを防いで勉強に集中することができます。

    4.家族のコミュニケーションを増やすことができる

    リビングで勉強すると、親が子供からの質問にすぐ答えることができたり、学校での出来事や先生に言われたことなどを話す機会が増えたりと、自然と親子の会話が生まれます。
    親の体験談などを子供に話すことで、物の見方が多角的になり、コミュニケーション能力も向上すると言われています。

    5.気になったことをすぐに調べることができる

    学習スペースがリビングにある場合、教科書や辞典・辞書、勉強に必要なパソコンやタブレットなどもリビングに置くことになります。
    そのため、会話の中やテレビを見た時などに、気になったことを本や端末を使ってすぐに調べることができます。

    6.子供を見守ることができる

    親と子供が同じ部屋にいるので、親は家事の合間にちゃんと子供が勉強できているか、見守ることができます。
    子供が首をかしげていたり、手が止まっていたりしていたら、親が子供に声をかけて、つまづいている問題を解決することもできるでしょう。

    7.光熱費を節約できる

    親子で一緒にリビングにいるので、エアコンや照明などの光熱費の節約にもつながります。

    リビング学習のデメリット

    次に、リビング学習のデメリットを紹介します。

    1.勉強道具が散らかる

    リビングに教科書、筆記用具、プリントなどの勉強道具が散らかりやすくなります。
    収納場所が確保できない場合、リビングがごちゃごちゃになることもあるでしょう。リビング学習を取り入れる際は、リビングに勉強道具の収納を多めに確保するようにしてください。

    2.消しゴムのカスが散乱

    学生の勉強には消しゴムが必需品です。
    どうしても、書いて消しての作業が多くなるので、必然的に消しゴムのカスが散乱することになります。学習スペースに卓上のゴミ箱を置くなど、すぐにゴミを捨てられる環境を整えましょう。

    3.きょうだい喧嘩になりやすい

    きょうだいがリビングで一緒に勉強をする場合、ちょっとしたきっかけで喧嘩になりやすいでしょう。
    小学校低学年くらいの子供だと、集中力が途切れた時に他のきょうだいにちょっかいを出して、そこから喧嘩に発展することもしばしば。あまりにも喧嘩が起こりやすい場合は、リビングの中でも距離を離すなどの対策を取ると良いですね。

    4.無駄話が増えがち

    家族とのコミュニケーションも、度が過ぎれば無駄話です。
    親や他の家族がさじ加減に注意していないと、家族との会話が子供の勉強を妨げることになります。きちんとメリハリをつけるため、「この10分は集中する時間」など会話しない時間をつくる工夫が有効です。

    5.テレビの音量を下げるなどの配慮が必要

    子供が勉強している間は、他の家族はテレビの音量を下げるなどの配慮が必要です。
    どんなに子供が集中して勉強していても、テレビの音量が大きすぎると気を取られてしまうでしょう。テレビの音量が適度な雑音の程度を超えないよう、家族全員の協力を得ることが大切です。

    6.照明が暗い

    リビングやダイニングテーブルなどで勉強する場合、照明が暗いことがあります。
    照明の明るさが十分でない中で勉強を続けていると、目が疲れて集中力が途切れたり、視力が低下したりする原因にもなります。
    学習スペースだけでもデスクライトを用意するなど、環境を整えるとよいでしょう。

    学習机を置く場所がない…狭いリビングに勉強スペースを作る方法

    リビング学習にはデメリットもありますが、その多くは対策できるものです。また、記事の最初で説明したとおり、デメリット以上に多くのメリットがあることがわかりました。
    しかし、「うちはリビングが狭いから学習スペースを設けるのは難しい」と考えている人も多いでしょう。
    たとえリビングが狭くても、リビング学習を諦める必要はありません。ここからは、大きな学習机をリビングに置かずにできる「勉強スペースを確保する方法」を次の順番に紹介していきます。

    • ●ダイニングテーブルを使う
    • ●カウンターを使う

    ダイニングテーブルを有効活用する

    1番取り組みやすいのは、ダイニングテーブルを利用する方法でしょう。この方法だと、新たに学習机を用意する必要がありません。
    ただ、ダイニングテーブルで勉強する場合、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

    イスの高さ調整で姿勢をサポート

    意外と盲点になるのがイスの高さです。なるべく、現状の子供の体格にあったイスを用意したほうがよいでしょう。
    「成長に合わせてイスを頻繁に買い替えるのは避けたい」という場合は、高さが調節できるイスがあると便利です。子供の成長に合わせて、1つのイスを長く使うことができます。
    また、足を乗せる台を併用することで、足が床につかない小さい頃からでも、座面が高めのイスを使えるでしょう。
    勉強中の姿勢が悪いと、視力の低下を招いたり、自律神経のバランスが崩れたりすることもあります。子供が正しい姿勢で勉強できているか、親がチェックしてあげる必要がありますね。

    デスクマットの活用で汚れ防止

    子供用のデスクマットを活用すると、勉強後の片付けが楽です。
    一般的に、デスクマットは机を傷つけないために使います。それを子供の学習用にアレンジし、さらに片付けやすくしたものが、子供用のデスクマットです。
    子供用のデスクマットには、奥と横が立てられるようになっていて、手前だけが空いた箱状にできるものがあります。これを使えば消しゴムのカスが散乱することもなく、テーブルを汚す心配もありません。
    片付ける時には、デスクマットの持ち手を持ってサッと移動させるだけでOKです。テーブルが汚れてしまうことが理由でリビング学習に踏み切れていない方は、こうした便利グッズを活用してみてくださいね。

    その他の注意点

    子供がダイニングテーブルで勉強している間は、他の家族がダイニングテーブルを使えない時間帯が生まれることを考慮する必要があります。
    なお、子供の気が散ったり勉強の邪魔にならないよう、調味料などはダイニングテーブルの上に出しっぱなしにせず、片付けてしまうと良いでしょう。

    カウンターを活用した省スペース学習環境

    次に、カウンターを利用する方法です。キッチンカウンターがあれば、学習机として使うことができます。
    子供が小さい頃はお絵描き、成長したら勉強、子供が使わなくなったら親が使うスペースとして利用できます。
    ただ、キッチンカウンターをそのまま使うには、子供にとって天板が高すぎることもあるでしょう。

    その場合は、キッチンカウンターのすぐ手前に、低くてコンパクトなカウンターを置き、子供にとって勉強しやすい学習机を作るのがおすすめです。カウンターは、奥行きの浅いものを選ぶのがポイントです。

    ダイニングテーブルと違い、食事時になっても片付ける必要がないので、もし、家族の誰かの食事のタイミングと被っても、勉強を中断する必要がありません。
    カウンターは奥行きが小さく細長い形状のため、リビングやキッチン、ダイニングの空いたスペースにどこでも設置することができます。「部屋が狭くてもリビング学習を取り入れたい」という人には最適です。
    イスは折り畳み式のものを使うことで、勉強していない間はコンパクトに収納できます。

    リビング学習の収納術!ごちゃごちゃしないコツ

    リビング学習の収納には、ごちゃごちゃさせないためのポイントがあります。リビングにはどうしても物が溢れがちですが、子供の勉強道具が増えればさらに雑然としてしまいます。
    すっきりとしたリビング学習スペースの実現には、それぞれのものにちゃんと居場所を作り、整理整頓することが大切です。次の順番に収納のコツを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

    • ●足元を活用する
    • ●壁面を活用する
    • ●その他の工夫の仕方

    足元を活用する

    まずは、ダイニングテーブルやカウンターの足元を活用する方法です。

    キャスター付きのワゴンを利用する

    キャスター付きのワゴンは、ファイルや教科書を立てて置ける仕切りがついていたり、引き出しがついていたり、ランドセルが置けるスペースがあったりと、様々なタイプがあります。
    大きさや形の種類も豊富なので、リビングの状況や使いやすさに合わせて選ぶことができます。ダイニングテーブルやカウンターの下に収まるコンパクトなタイプも多く、そういったものを選べばよりスッキリと収納が可能です。
    キャスター付きなので、子供でも簡単に動かすことができ、片付けも楽ちん。キャスターにロックが付いているものなら、誤って動かしてしまうこともないので安心です。
    天板に小物を置きやすいデザインになっているものや、様々なカラーのものが販売されているので、欲しい機能やインテリアに合わせて選んでみてください。

    収納棚やレターケースを利用する

    勉強スペースの足元に、収納棚やレターケースを置いてもいいでしょう。キャスター付きワゴンより細かい収納がしやすいものが多く、学校からのお便りを整理するのにも役立ちます。
    ダイニングテーブルの足元に収納棚やレターケースを置くと、勉強や食事の際、足に当たって邪魔になるため、先ほど紹介したキャスター付きワゴンの方が向いています。
    一方、カウンターで学習する場合は、いつも座る位置からズラせば足元にそのまま置いておくことができます。キャスターが付いていなくても、快適に使うことができますよ。

    壁面を活用する

    リビング学習の収納として、リビングの壁面を活用する方法もあります。壁面を活用すると収納方法の選択肢が増え、狭いリビングでもスペースを有効に利用できます。

    バインダーを活用する

    プリントなどをバインダーに挟んで壁面にかけておく方法です。バインダーは、クリップファイルやクリップボードと呼ばれることもあります。
    活用する際は、釘などに引っ掛けられる穴が付いているものを選ぶのがポイント。バインダーを壁面に引っ掛けて活用できます。
    きょうだいがいる場合は、子供の人数分のバインダーを用意してそれぞれに分けて挟んでおけば、どの子のプリントなのか一目瞭然です。
    整理整頓の習慣づけになるため、子供に自分でバインダーに挟んでもらうのもよいでしょう。

    ホワイトボードやコルクボードを活用する

    壁面にホワイトボードやコルクボードを取り付け、プリント類を収納する方法もおすすめです。プリント類をマグネットやピンで留めるだけで、簡単に仕分けることができます。
    この方法なら、たとえプリント類が多少重なっても問題ありません。子供ごとに、勉強用のプリントと学校からのおたよりに分けるなど、きめ細かい使い方ができます。
    さらに、DIYでボードをアレンジして扉を取り付ける方法もおすすめです。ボードに留めたプリント類を隠すことができるので、来客時などに便利です。板や蝶番・取っ手などを使えば、比較的簡単に作ることができます。

    ボックスやトレーを活用する

    小さなボックスやトレーを壁面に固定しておけば、その中にプリントや学校からのおたよりを入れるという使い方ができます。

    吊り戸棚を活用する

    持ち家であれば、壁面に吊り戸棚を設置してしまう手もあります。吊り戸棚なら、プリント類に限らず、教科書や図鑑・ファイルなども置くことができますね。

    その他の工夫の仕方

    次に、足元や壁面以外を使った工夫の仕方を紹介します。

    元々あるリビングの収納棚を利用する

    リビングに元々収納棚がある場合は、その一部を子供専用のスペースとして提供してあげるといいでしょう。
    子供に対し、

    • ・「この棚はあなたのものだから、勉強道具を入れておいてね」
    • ・「この棚から勉強道具がはみ出さないようにしてね」

    など伝えておけば、責任感も芽生え、片づける習慣も身につけることができます。

    ランドセルより少し大きめの収納ボックスを利用する

    リビングの元々の収納に余裕がなければ、収納ボックスを別に用意するのも1つの方法です。コンパクトな収納ボックスであれば、リビングの一角にちょっとしたスペースに置くことができます。
    収納ボックスは、ランドセルも収納できるサイズがおすすめです。ランドセル収納も兼ねたボックスなら、ランドセルから勉強道具を出してリビングで勉強し、勉強が終わったらまたランドセルに戻すというサイクルができます。これを習慣化してしまえば、片付けも翌日の準備も完了です。

    その他の工夫

    本棚やラック、カラーボックスなどをリビング学習の収納として活用するのも良いでしょう。なお、どうしても収納場所が限られてしまう場合は、文房具だけをリビングに置くという方法もあります。

    本棚は省スペースで設置できる
    本棚は奥行きが20~30cmもあれば十分なので、間取りに合わせてリビングの端のちょっとしたスペースにも置くことができます。

    リビングのデッドスペースをラックで解消
    リビングにラックを置いて収納を増設するのも良いでしょう。たとえリビングが狭くても、背の高いラックを使えば、天井にかけてのデッドスペースを活用して収納場所を確保することができます。

    カラーボックスなら汎用性が高い
    カラーボックスは、スペースに合わせて自由に組み合わせて配置することができます。
    子供のリビング学習の期間が終わり、自分の部屋で勉強するようになったら、そのまま移動させることもできるでしょう。

    テレビ台収納を活用する
    テレビ台に収納があれば、利用する方法もあります。プリントや文房具などを小さめのトレーなどに小分けにしておけば、取り出す際に悩まずに済みます。

    狭くても集中できるリビング学習とは?

    リビング学習スペースと収納の問題が片付いたら、次に気になるのは「子供が集中して勉強できるかどうか」ですよね。せっかくリビング学習を始めても、途中でやめたらもったいないものです。たとえ狭いリビングでも、子供が集中できる環境作りはできるので、ぜひ下記の内容を参考にしてください。

    年齢に応じたリビング学習の進め方

    子供の成長に合わせて学習場所を柔軟に工夫しましょう。

    リビング学習では、いつまでも同じ場所を使うのではなく、子供の年齢や発達段階に合わせてフレキシブルに場所を工夫してあげると良いでしょう。
    例えば、

    • ・未就学児~小学校低学年: 親の目が届きやすいダイニングテーブルを使うのがおすすめです。
    • ・小学校中学年~高学年: 親との適度な距離感がほしくなる時期です。リビングの隅にコンパクトなカウンターや、パーテーションで区切った個別スペースを設けるのも良いでしょう。
    • ・中学生以上: 自分の部屋での学習とリビング学習を使い分けることで、より効率的な学習スタイルを確立できます。

    「親と近すぎるのは嫌だけど、自分の部屋で1人は寂しい」といった子供心に寄り添い、子供の成長過程に合わせて最適な勉強場所を作ってあげることが大切です。

    子供は親きょうだいの真似をする

    子供は、親やきょうだいの真似をします。子供が就学してから急に「勉強しなさい」と言うのではなく、就学前から親や上の子がリビングで仕事や学習をしたり、絵本を読んだりして、リビングは「学びの場」であるという雰囲気を自然に作ってあげるといいでしょう。

    親がリビングで仕事や勉強をしていたり、きょうだいが学習していたりする姿は、子供にとって良い意味での刺激になります。そのうち、「楽しそう」「カッコいい」「自分も一緒に勉強したい」と思うようになってくれるかもしれません。家族が自然と学習に向き合う姿勢を見せることで、子供の学習意欲を育むことができます。

    集中できない子は仕切ると気が散りにくい

    家族の様子が見えていると、どうしても集中できない場合があります。その場合は、勉強スペースを卓上パーテーションなどで仕切ると気が散りにくく、集中できるようになります。

    卓上のパーテーションには、正面にプリントなどを挟める大きなクリップがあるものや、両サイドに教科書や文房具を収納できるポケット付きのタイプなど、様々な商品があります。

    「リビング学習に挑戦させたいけれど、集中力が心配」という人は、こうした便利グッズも活用してみましょう。視覚的な遮断は、狭いリビングでも子供が自分の世界に入り込み、集中力を高めるのに役立ちます。

    親が意識すべき声かけとサポート

    子供が安心する居場所を作る

    リビング学習では、「子供が安心できる居場所を作る」という考え方が大切です。子供は1人で勉強することに不安を感じると言われています。「楽しそうな空間に自分もいたい」という子供心を汲み取って、「勉強=孤独ではない」と感じられる環境を作ってあげましょう。

    家族の会話も、全く黙ってしまうよりは、少し声の大きさを落とす程度でかまいません。子供が勉強の質問をしてきたら、できるだけ答えてあげるなどの協力姿勢も大切です。

    子供への声かけで意識すること

    なかには、どうしてもリビング学習では集中できないタイプの子供もいます。そういう子供には、無理強いをしないほうが良いでしょう。「ここで勉強しなさい」と押し付けるのではなく、「ここでも勉強できるよ」という居場所を作ってあげることが大事です。
    親からの声かけは、叱ることやダメ出しよりも、見守っていること・褒めることを意識しましょう。

    「ちゃんと勉強してるの?」など、子供のやる気を削ぐような声かけはできるだけ避ける。
    「わからないところは聞いてね」と見守っていることを伝える。
    問題が解けたときは「正解してすごいね」と褒める。
    など、やる気を促すような声かけをするのが効果的です。親の肯定的なサポートが、子供の学習意欲を向上させます。

    明るさと快適さを保つ照明選び

    テレビとの距離感と配置の工夫

    リビング学習のデメリットの章で、「家族もテレビを見る時間を制限する必要がある」と書きましたが、家族がテレビを見るのを我慢することで、ピリピリとした緊張感が漂う空間になってしまっては逆効果です。
    「子供が勉強している間はテレビをつけない」という方法がしっくりこないのであれば、無理してテレビを制限するのではなく、配置を工夫してみましょう。
    例えば、
    同じリビングスペースでも、テレビから距離のある場所に勉強スペースをつくる。
    テレビに背を向けて勉強するレイアウトにする。
    テレビの音量を落とす。
    といった工夫で、テレビの影響を最小限に抑えることができます。適切なレイアウトにより、視覚や聴覚からの誘惑を減らし、集中しやすい環境を作り出しましょう。

    まとめ|狭いリビングでも集中できる環境は作れる!

    ここまで、狭いリビングでも勉強スペースを作るコツを紹介してきました。なかでも、勉強場所のレイアウトと、勉強道具がごちゃごちゃしないような整理整頓が特に重要なポイントです。
    また、リビング学習を効果的にするためには、子供が安心して集中できる環境作りも大切です。狭いリビングでも、親子で工夫をし、楽しみながら勉強していきましょう。
    なお、今回は賃貸や狭い家でもできる工夫を紹介しましたが、これからマイホームの購入を考えている方は、あらかじめリビング学習を見越した間取りを検討しておくことが大切です。
    ぜひ、今回の内容を参考にしてみてくださいね。