暮らしの運気をあげよう！おうち風水学 | 住まいの学校コラム vol.21

風水とは古代中国から伝わる、「気」の力を利用した開運のための
環境学の一つ。土地選びや間取りを決定する時はもちろん、
インテリアの一部に取り入れるのも◎。今回は、場所別に
運気を呼び込む住まいの風水学についてご紹介します。

＊風水の考え方やインテリアは一例です。
風水という特性上、効果や再現性を保証するものではありません。

まず、風水を取り入れる上で、最初に考えたいのが住まいの入口である「玄関」。気が出入りする場所とされ、玄関の乱れは悪い気を引き寄せ、整理整頓された清潔感のある明るい玄関には良い気がたくさん集まると考えれられています。

明るく、清潔感を保つ

玄関の運気を上げたいなら、明るさと清潔感が大切に。自然光が入る方がベターですが、蛍光灯などの照明でもOK。また、ホコリや土などがたまると悪い気を引き寄せてしまうため、こまめな掃除を心がけましょう。
観葉植物や玄関マットを置く

生命力があふれる植物には「陰」の気を「陽」の気に変える力があるとされているため、観葉植物を置くのがおすすめ。さらに入ってくる悪い気を吸い込むとされる、玄関マットを敷いておくのもおすすめです。
つねに整理整頓しておく

下駄箱などの上にいろいろなものを置きがちな玄関まわりは、できるだけシンプルにしておくのが◎。何かを置きたい場合でも、ドライフラワーなどの枯れた花はNG。運気が下がってしまうため飾らないようにしましょう。
玄関扉の正面の窓や鏡を避ける

玄関扉正面に窓があると、良い運気がそのまま通り抜けてしまうことに。のれんをかけたり、ついたてを置いたりして、運気を逃さないようにしましょう。また、鏡はいい運気を反射するため、正面に置かないようにしましょう。

「火」と「水」という２つの気が行き交う場所であるキッチンは、エネルギーを産み、金運＆健康運に影響すると言われています。バランスが崩れやすい場所のため、掃除や換気をこまめに行って、つねに清潔感をキープし、気を整えることを意識しましょう。

シンクとコンロの間に植物を置く

キッチンでは隣り合わせになっていることが多い、「水」の気であるシンクと「火」の気であるコンロの配置。乱れやすい気を整えるには、シンクとコンロの間に、「陰」を「陽」に変える観葉植物を置くのがおすすめです。
冷蔵庫の上に電子レンジを置かない

「水」の気の属性を持つ冷蔵庫と「火」の気の属性を持つ電子レンジは、やはり気を乱してしまうため、重ねて置かないようにするのがおすすめ。できるだけ場所を分けて置くように心がけましょう。
食器はすぐに洗って片付ける

使って汚れた食器をいつまでも置いておくのは風水的にNG。汚れがたまると運気がどんどん下がってしまうため、使用後の食器はこまめに洗い、洗い終わった食器も早めに片付けておくのが◎です。
包丁やハサミは収納する

包丁やハサミなどの刃物には強い気が宿り、悪い気を断ち切る力がありますが、出しっぱなしにしておくと、その効果がダウン。人間関係やお金との縁を切ってしまうため、使わない時は収納しておきましょう。

日差しを室内に取り込み、リラックスできる空間づくりをすることで、運気が大きくアップするリビング。家族みんながやすらげる場所にしておくことで、家庭運や健康運が向上。さらに仕事運や恋愛運にも良い影響を与えると言われています。

家具を置きすぎないようにする

良い運気を取り入れるためには、換気と風通しを良くしておくことが重要なポイント。家具を置きすぎると掃除がしにくく、空気の循環も滞るため避けた方が◎。家具の高さを揃えると運気が安定するとも言われています。
家族の写真を飾る

家族全員が集まる集合写真や、家族や親戚などが楽しそうにしている写真は良い気を放つ幸運のアイテム。フォトフレームに入れて飾ると、運気がアップすると言われているため、リビングに飾っておきましょう。

1日の疲れを取り、エネルギーをチャージする寝室は、家の中でもっとも運気を上げられる場所とも言えます。良い気を逃さないためカーテンは二重にし、眠る時は閉めるように。また、枕元はいつもすっきりさせておくといいでしょう。

ベッドの向きは北枕が◎

「北枕は縁起が悪い」と言われている布団とは違い、風水では運気は南から北に流れるとされてるため、ベッドの向きは北枕が良いでしょう。良い気を頭から足の方向へ流すことで、心も落ち着きやすく安定します。
ぬいぐるみなどを置かない

生き物の形をした物は、良い気を吸い取ってしまうため、寝室にぬいぐるみなどの人形を置くのはNG。特に枕元に置くと、頭から取り入れたい良い運気が遮られてしまうため、注意が必要です。