インテリア訪ねあるき

次に訪問したのはまだ若い会社ですが、テイストのあるキッチンを提案するメーカーへと成長を続ける、スタディオン(株)のショールームを訪ねました

大阪府堺市大仙公園の近く、住宅地の中に立地するスタディオン社。

1Fはコンクリート打ち放しのショールーム。
勢ぞろいした3人のメンバーが着ている黒のTシャツはユニフォームだそう。

ニューギニアウォールナットを使ったBuono Buono。
スタディオン社の人気仕上げ材の一つです。

会社がスタートして7年、当初はほとんどが関東のお客様だったそうですが、
2010年頃から関西のお客様も増えてきました。

計画から完成まで2年かかったステンレス仕上げのBuono Buono。

都心型賃貸マンションの
オリジナルキッチン。

デザイナーズ住宅の
オリジナルキッチン。

ゆったりスペースに奥行き1mのアイランドキッチン。

お客様はネットを見て連絡してこられる30〜40代のサラリーマン、インテリアに興味がありアンテナの
広い人。この特性は当初から現在まであまり変らないということです。

HPを見て気に入っているので話はスムーズに始まりますが、それでも状況を聞くだけで1時間。腰をすえて話をします。

設計事務所の依頼で始まっても、最後は直接施主との契約になるのはやはりキッチンの専門家だから。

有名人が隠れ処として楽しむ料理店のステンレスキッチンfrit's。
イケメン俳優の料理本やCMにも。

スタートした頃夢に見ていた雑誌掲載も数多くなり、世界で一つだけのお客様の夢が叶う
オーダーキッチンを作って行きたいとますます意欲的な3人です。

カウンター長さ6m20cm。
キッチンとテーブルが続いています。

HPの円形キッチンを見て注文された楕円形キッチン。

京都町屋のリノベーション。
ステンレスキッチンはレトロでとってもすてき。

今回のテーマ、オーダーキッチンはいかがでしたでしょうか。
キッチンへの思いを膨らませる人、その思いを形にしていく人。システムキッチンが住まいのインテリアに関心を持つきっかけだったように、オーダーキッチンはインテリアの次の段階への入り口かもしれません。

取材協力

(2011.09.14更新)

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