レモンズガーデンのゲートは取材時バラの花の真っ盛り。屋外の売り場も広くて花がいっぱいです。
ここ数年、我が家にシンボルツリーが欲しいと来店されるお客様が目立つそうです。これまでのように生垣で囲うのではなく、道路からオープンに見える家をかっこよく見せたいと外構に関心が高まっているようです。
よく用いられる決まりきった樹種ではなく、珍しいもの、変ったものを求める人も増えたとか。
自分で育てた野菜を食べる菜園ブーム。家族みんなで楽しめて健康的でおまけに食べられる、今の世相にかなっていますね。夏野菜は成功しやすいのでビギナーにはお勧めとのことです。
夏を涼しく、とゴーヤ人気はすごいとか。成長が早いので、植えたらすぐにネットを張らないとどんどん伸びてくるそうです。ほかに朝顔やきゅうりなどもよく日陰を作ります。
新築の場合、樹木を植えたり花壇や菜園を作る予定なら専用の土を入れるので、建物完成後の整地のための土入れは前もって断っておくこと。でないと撤去の費用が発生することに…。整地のための土は植物の生育には適さないとの、高橋さんからのアドバイスです。
グリーン計画やガーデンプランのほか豊富な専門知識を活かして園芸教室やTV出演などもあるそうです。
今回はインテリアから少しはみ出したところもありましたが、いかがでしたでしょうか。
お嬢様だった高橋さんがこの世界を切り開いてこられたのは、「ひたすら植物が好きだったことと、
女性にしてはちょっぴり力持ちだったからかも」というお話はとてもリアルに響きました。
さて次回は、毎年4月にミラノで開催される世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ」の報告を
お届けする予定です。
(2012.06.29更新)