日本の気候に合わせるために後からはめ込まれた窓ですが、
これが外観にもインテリアにも魅力を加えています。
縦、横とひし形の割付が
バランスよく飽きない。
2Fもほぼ同じですが、
天井は無地。
2Fへの階段は飾り柱とアーチに縁取られてお姫様気分にさせてくれます。
踊り場の窓にはステンドグラスがはめ込まれています。
2Fのリビングは3方に窓があり、とても気持ちのよいスペースです。どんな家具がどのように配置されていたのか知りたいですね。
3つの寝室にもベランダに出られるフランス窓(出入りできる開き窓)があり、洋館らしいおしゃれな感じ。
暖炉、床のタイルは部屋ごとに違うデザイン。
応接室のシャンデリア。
当時の写真によると上下が逆でランプが下向き。いつ逆転したかは不明。
ダイニングルームの
シャンデリア。
寝室、廊下、ベランダなど数多く使われている天井灯。
階段や腰壁部分の重厚な
造作。
玄関室や浴室床のタイルもヨーロッパから持ち込まれたもの。
旧ハンター住宅はいかがでしたでしょうか。
元の所在地北野町にはハンター坂の呼び名も残り、美しい館はさぞかし人々の憧れの的であったことだろうと偲ばれます。
(2012.12.26更新)