伝統のこころとわざを再発見 第15回 和紙のタペストリーを作るグループkon-gara(コンガラ) No.2

前回はグループの紹介を軸に進めましたが、今回はどんどん作品を見ていただきましょう。

デザイン活動で始めましたが、アート作品としても評価されています

百貨店で行われたアートイベント運営会社主催のアートフェアに出品。異色の大型作品で企業賞を受賞。
波の図柄はコンガラの代表作ということで、いろいろなバリエーションを制作しています。
丸の中に波の図柄、周囲には蝶が乱舞。立体的に羽が立ち上がり美しい影が見えています。

アート展に出品

多彩なジャンルの作品が並ぶ現代アート展に出品。個性的な作品の多い中でも異彩を放つ存在です。
ショッピング街でのアートイベントに出品。星座をモチーフにした、4枚で一つの図柄を構成しています。
タペストリーが2重に重ねられ、複雑で立体感のある表現に進化しています。

企業の新年互礼会の会場を演出

大阪の都心部を流れる堂島川の河岸に設けられたイベントスペース「堂島リバーフォーラム」。
いつもは白だけの作品にカラーの光がまた違った華やかさを加えています。
高い位置にはタペストリー、低い位置には照明の作品を配置。暗めに設定した会場を彩ります。

昨年は海外出展も果たしました

メゾン・エ・オブジェというインテリアの国際見本市と連動したパリ市内のデザインウィークに出展。
会場となったギャラリーはパリでも高感度エリアとして知られるマレ地区にあり、今年も出展の予定。

コンガラさんの作品はいかがでしたでしょうか。
伝統空間、アート空間、ショッピング街といろんなスペースに自然に溶け込むのは、和紙という素材と日本的な図柄をテーマにしているせいでしょうか。今後の活躍も楽しみなグループですね。

取材協力
(C) ABC HOUSING

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