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リラックスできる部屋の作り方!インテリアの選び方やアイテム・色のコツを紹介!

暮らし

「外では仕事に追われ、家では家事に追われている」「せめてリラックスできる部屋がほしいけど、どうしたらいいのかわからない!」
そうした悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。そこで、この記事ではリラックスできる部屋の作り方について、下記のことを解説していきます。

  •  ●インテリアやアイテムの選び方
  •  ●色の使い方
  •  ●五感を意識した方法

今日から活用できるコツもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

リラックスできる部屋の作り方

リラックスできる部屋を作るにはコツがあります。たとえ部屋が狭くても、ポイントを押さえれば、リラックス空間を作ることが可能です。

  •  ●リラックスできる部屋を作るメリット
  •  ●部屋ごとのリラックスポイント
  •  ●一人暮らしや狭い部屋でもリラックスできる

まずはこの3点をおさえておきましょう!

リラックスできる部屋を作るメリット

疲れた心と身体をリセットできることが、リラックスできる部屋を作るメリットです。毎日の仕事や家事に追われていると、わざわざリフレッシュする時間を取ることは難しいですよね。

忙しい日常のなかでも、せめて自宅に落ち着く部屋があれば、心と身体が安らぎます。日々の仕事や家事を継続して頑張るためには、リラックスできる部屋づくりを考えてみましょう。

リラックスできる部屋にするポイント

次に、リラックスできる空間にするためのポイントを部屋ごとに紹介します。

リビング

リビングは、生活小物が散らかりがちです。「物が多くて散らかっている…」「片付けなきゃ」という思考は、リラックスを妨げます。リラックスできるリビングを作るには、すぐに使わないものはなるべく収納し、床が見える面積を広くするといいでしょう。

また、滞在時間が長いソファなどから外の景色が見えるようなレイアウトにしたり、部屋の隅を照らせる間接照明を活用したりすることで、より自分時間を楽しめるリラックスした部屋にできます。

書斎

書斎(オフィススペース)では、整理整頓が基本です。仕事中に気が散らないよう、すぐに必要ないものは引き出しなどにしまっておくといいでしょう。

たとえ家族がいても、書斎は自分だけのプライベート空間なので、他の部屋には置けないこだわりの小物やインテリアを置くのもいいですね。

バスルーム

入浴時は、無機質よりもナチュラルな雰囲気の方がリラックスしやすいでしょう。壁をアースカラーにしたり、観葉植物を置いたりするのがおすすめです。

抗菌作用があり清々しい香りのヒノキは、バスルームに最適な素材です。風呂釜をヒノキにすることは難しくても、ヒノキのオブジェなら手軽に取り入れられ、雰囲気と香りを楽しめます。

寝室

寝室では、質の良い睡眠を取るための工夫が必要です。部屋の温度を20℃前後、布団の中は30℃前後になるように調整すると気持ちよく寝られます。

また、湿度を50%前後に一定に保ったり、外からの光や音、冷気などで目が覚めないよう頭の位置を窓から離すなどの工夫も有効です。

トイレ

トイレには、アロマを取り入れるのがおすすめです。スペースが少なくアロマを置けない場合は、トイレットペーパーを香り付きのものに変え、優しく香る空間にするのもいいでしょう。

トイレ以外の部屋にも言えることですが、部屋が散らかっていたらリラックスすることは難しいでしょう。トイレ内の棚など、目に付くところにはなるべく生活感の出る物を置かないようにしてください。

一人暮らしや狭い部屋でもリラックスできる

「一人暮らしで部屋も狭いし、リラックスなんてできない」と思っている方もいるかもしれません。そんな場合でもリラックスできる方法はあります。

クッションを用意する

まずは、リラックスアイテムとして大きめのクッションを用意してみましょう。何かを抱えることは人の気持ちを癒す効果があります。たとえ少しの時間であっても、お気に入りのクッションを抱えることでリラックス効果が期待できます。

畳を利用する

畳を利用してもいいでしょう。畳の材料となる「い草」には、生活臭を吸着する消臭効果や有害な化学物質を吸収する空気浄化など、様々な効果があります。

また、湿度調整効果もあり、部屋の湿度を快適な状態に保ってくれます。蒸し暑い夏でもさらっとした触り心地で、適度なクッション性もあり、長時間座っていても疲れにくいのも特徴です。

家に和室がない方でも、ユニット式の畳を取り入れることで、簡単に畳スペースを作ることができます。一枚あたり縦横60cm四方程度とコンパクトで軽量なので、女性一人でも簡単に持ち運びができて設置も楽々です。部屋のスペースに合わせて枚数を調節できるので、「リラックスできる畳スペースを少しだけ作りたい」という時に最適です。

リラックスできる部屋のインテリア

予算に余裕があれば、リラックスできる部屋をつくるために家具を変えてみるのもおすすめです。リラックスできる部屋にするための家具や、その他のインテリアアイテムを選ぶポイントを紹介していきます。

リラックスできる部屋にするための家具選びのポイント

部屋をリラックスできる空間にするためには「開放感」がポイントです。家具は基本的に背の低いものを選ぶことで、壁の面積を広く見せることができ、圧迫感を軽減してくれます。

また、木材などの自然素材でできたものを中心に選ぶとリラックス感を得られやすいでしょう。

テーブル

テーブルは、脚が細く抜け感があるものを選ぶと、見える床面積が大きくなり部屋を広く感じることができます。さらに開放感を重視するなら、天板がガラスのタイプを選ぶと床が透けて見えて、部屋が広く見えます。

温かい印象にしたいなら、木製のテーブルがおすすめです。木目のシートが貼られたものではなく、天然木のものを選ぶのがポイントです。天然木のテーブルは値段が高い傾向にあるため、予算が少ない場合は、表面にのみ薄くスライスした天然木が貼られた「突板」タイプを選ぶといいでしょう。

ソファ

ソファは、座面や背面の高さが低いローソファがいいでしょう。天井が高く見えるので、開放感を得られます。また、ふかふかの雲のような生地を楽しめるブークレソファもおすすめです。

どのソファを選ぶにしても、一番のポイントは、自分が座り心地が良いと感じたソファを選ぶことです。

ベッド

ベッドは、自分に合ったサイズのベッドフレームと体にフィットするマットレスを選ぶことが大切です。

ベッドフレームは、自然に寝返りを打てる窮屈さを感じないサイズを選ぶといいでしょう。マットレスには以下のとおり様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。

  •  ●高反発マットレス(寝返りは打ちやすい。硬さが合わないこともある)
  •  ●低反発マットレス(体が沈み込み全身を包んでくれる。寝返りが打ちづらいと感じる場合もある)
  •  ●ボンネルコイルマットレス(体を面で支えてくれる。沈み込みが少ない)
  •  ●ポケットコイルマットレス(体を点で支えてくれる。必要な部分だけ沈み込む)

なるべく店頭で実際に寝転んで寝心地を試し、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

収納

リラックスできる開放感のある部屋にするためには、大きい収納家具はなるべく置かない方がいいでしょう。重厚なデザインの収納家具は、圧迫感が出てしまいがちです。

「収納が足りないので買い足したい」という場合は、コンパクトな正方形で場所を取らないキューブボックスタイプがおすすめです。高さや横幅も自由自在に組み合わせでき、部屋のレイアウトに合わせてコーディネートすることができます。

照明

間接照明は、温かみのあるリラックス空間を演出するのに大きな役割を果たしてくれます。電気代や寿命など経済的な側面を考えると、LEDライトを選択するといいでしょう。フロアライトは、背の高いものであれば、部屋の広い範囲を照らすことができます。

照明が部屋の雰囲気に与える影響は大きいので、ちょっと奮発してでもお気に入りのデザインのものを選ぶと良いですよ。

リラックスできる部屋づくりには北欧スタイルがおすすめ

リラックスできる部屋作りにおいては、自分の好みのインテリアにすることが何より重要です。しかし、「自分の好みのインテリアが分からない」という方も多いでしょう。

リラックスできる部屋にするため、「北欧スタイル」と呼ばれるインテリアスタイルを取り入れるのがおすすめです。北欧スタイルとは、スウェーデン・ノルウェー・デンマークのスカンジナビア3国を中心とした北欧の人々の暮らしから始まったスタイルです。木などの天然素材を用い、アースカラーをメインとした柔らかい配色、シンプルで機能的なデザインが特徴で、その中にちゃんと遊び心も入っているのが魅力です。

おすすめのリラックスアイテム

家電や観葉植物、雑貨などのアイテムを上手に使うことで、よりリラックスできる部屋に近づけます。

おすすめの家電

加湿器・除湿器

部屋でリラックスするためには、湿度も大事な要素です。加湿器や除湿器を上手く利用し、乾燥する冬には加湿、梅雨時には除湿して、部屋を快適な湿度に保ちましょう。

最近では、見た目もおしゃれなものがたくさん販売されているので、インテリアに馴染むデザインのものを吟味して取り入れてみてください。

空気清浄機

空気清浄機も、リラックスできる部屋づくりにおすすめの家電です。部屋で快適に過ごすには、キレイな空気も大事です。

ほこりはもちろん、ウイルスやPM2.5などの大気汚染物質を取り除くことができる高性能のタイプもあります。うまく活用して快適な室内環境を作りましょう。

スピーカー

音楽が好きな方は、値段が少々張っても、音質の良いスピーカーを用意するといいでしょう。

癒される曲をイヤホンで聴くのもいいですが、大きなスピーカーから流れる音楽に身を委ねれば、リラックス効果は絶大です。

おすすめの観葉植物

リラックスできる部屋作りに欠かせないのが、観葉植物です。人は、自然の風景を眺めることで、怒りや不安・ストレスを軽減することができます。観葉植物は、そうした自然を生活空間に手軽に取り入れやすいアイテムです。

なお、植物には「フィトンチッド」という成分が含まれていて、消臭・除菌・リラックス効果があると言われています。

観葉植物を部屋の一角に置くだけでなく、小さめのものを足元に置いたり、さらにコンパクトなものをテーブルの上に置いたりと、家じゅう様々な場所に取り入れるのがおすすめです。

可能であれば、観葉植物をベランダなどの部屋の外にも置いて、部屋の中から眺めてもいいでしょう。

なお、植物のお手入れが苦手と感じる場合は、あまり手間のかからない以下の品種を選ぶといいでしょう。

  •  ●パキラ
  •  ●ポトス
  •  ●ストレリチア

その他の雑貨や小物のおすすめ

続いて、その他のおすすめアイテムを紹介します。

オブジェなどの雑貨

生活に必要なものだけに囲まれるより、遊び心を感じられるお気に入りのアイテムがあるほうが、自分の時間をリラックスして楽しめます。

ぜひ、「好き」と思える小物や個性的なオブジェなどを飾ってみましょう。旅行などで訪れて気に入った国があれば、その国のアイテムを取り入れると旅行気分を味わえます。仕事や家事の大変さを忘れられる、素敵なアイテムを揃えてみてください。

水槽

リラックスできる部屋にするために、自分の好きな魚を水槽で飼う方法もあります。犬や猫などのペットを飼えない方でも、魚の飼育は挑戦しやすいでしょう。

水槽の水の音を聴いたり、お気に入りの魚が泳いでいる姿を見たりするだけでも、強いリラックス効果が期待できます。

バスタブトレー

リラックスするために、お風呂にちょっとした工夫を取り入れるのもおすすめです。湯船の上に渡してテーブルのように使うことができるバスタブトレーは、入浴時間をゆっくり楽しむのに最適なアイテムです。

お風呂に入りながらスマホやタブレットで動画を見たり、お酒やおつまみを用意して晩酌したり、お風呂でのリラックスタイムに活用できます。

入浴剤

入浴剤には、様々なリラックス効果が期待できます。種類も多くドラッグストアなどで手軽に手に入るので、生活に取り入れやすいでしょう。

入浴剤を使えば、保温や保湿に効果があるだけでなく、お湯の色や香りを自分好みに変えることができます。その日の気分や体調に合わせて使えるように、お気に入りのものをいくつか用意しておくと良いですね。

リラックスできる部屋の色

部屋でリラックスするには、色にも気を配るとよいでしょう。色には「色彩効果」があり、うまく利用すれば自分好みの癒しの部屋作りができます。

ここでは、以下の順番に色の使い方について解説します。

  •  ●アースカラーを使う
  •  ●暖色系を使う
  •  ●その他の色を使う際のポイント

アースカラーを使う

アースカラーとは、植物や大地・海などの地球上にある自然をイメージさせる色のことです。人は自然界に存在する色に癒しを感じやすいと言われています。

色の系統ごとに見ていきましょう。

ブルー系

ブルー系は、平和・静寂・穏やかさを象徴し、落ち着いた印象を与え、不安感を軽減してくれます。血圧を下げる効果も期待できると言われる、自然治癒力の高い色です。イライラした時や自分の気持ちを落ち着かせたい時に、効果を発揮する色です。

リビングにブルー系を配色しておけば、帰宅してまずリビングで心を落ち着かせてから家事に取り掛かることができます。リラックスした気持ちで料理できるよう、キッチンのキャビネットを淡いブルーでペイントするのもおすすめです。

パープル系

パープル系は、気持ちをリラックスさせつつ、前向きにする効果も期待できます。ブルー系をベースにしてパープル系をアクセントとして差し色にすれば、ブルー系とパープル系の良さをどちらも活かすことができます。

グリーン・ブラウン系

自然の緑を想起させるグリーン系や木々の色を連想させるブラウン系は、心を落ち着かせ、緊張感をほぐす働きがあります。寝室や書斎の配色に取り入れるのがおすすめです。

グリーン系は屋内と屋外の空間を繋げるのにも役立ちます。例えば、リビングの横に自然を眺めることができる庭やテラスがある場合、壁に深いグリーンを入れるといいでしょう。

また、部屋の家具ごとに濃淡のあるブラウンを用いることで、自然な木々の雰囲気を感じることができ、リラックスして過ごすことができるでしょう。

暖色系を使う

リラックスしたい部屋には、温かみを感じられる暖色系を使うのも有効です。

レッド・オレンジ系

レッドやオレンジ系の色は、食欲を増進させたり、気分を高揚させる効果があります。食事をする際のダイニングや、家族みんなが交流する場であるリビングに向いている色です。美味しく食事をとり、会話が弾み、楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

また、一口にレッドといっても様々な色味があります。夕日の温もりを感じさせるような色味のレッドを選べば、癒しの効果を得ることができます。アースカラーの配色の中で、レッドやオレンジ系をアクセントに使うのもおすすめです。

ピンク系

温かみがあり、安らぎを感じさせてくれるピンクは、心を落ち着かせる効果があると言われています。

広い空間にピンクを取り入れるのが難しい場合は、玄関やトイレなどの比較的狭いスペースの収納や壁に、少しくすんだ色合いのピンクを使ってみてください。子供っぽくならず大人な空間を演出してくれるでしょう。

その他の色を使う際のポイント

リラックスできる部屋作りにおすすめのアースカラー・暖色系を紹介してきましたが、他の色も使い方次第で心地よい空間づくりに貢献してくれます。

ホワイト

ホワイトは、光を取り込む色です。気分をあげ、かつリラックスさせてくれます。

物理的にも心理的にも開放感あふれる場所を演出でき、汎用性が高く、流行にも左右されにくいので、どんなインテリアやデザインとも合わせることができます。

例えば、書斎には、良いインスピレーションを与えてくれるオフホワイト(少しだけ黄色・灰色がかった白)を取り入れるのがおすすめです。

ベイクドカラー

ベイクドカラーとは、スモーキーでくすんだ色を指します。こげ茶を意味するわけではなく、ピンク・イエロー・パープルなどにも使い、ベイクドオレンジはテラコッタとも呼ばれています。

ベイクドカラーは原色をくすませた色合い全般を指すので、アースカラーよりも対象となる色の幅が広いことが特徴です。

アースカラーと相性が良いので、自分で組み合わせを考えてみるのも楽しいですね。

ツートンカラー

明るい色と暗い色のツートンカラーを使うのも一つの方法です。単純に落ち着いた色合いでは何か物足りなさを感じる場合、アクセントを加えることができます。

例えば壁の上半分を白、下半分を黒にすると、リラックス空間でありながら、スタイリッシュな印象を与えることができます。

色合いを統一する

配色全般に言えることですが、部屋に使う色を絞り、統一感を持たせましょう。

部屋のいろいろな場所に違う色を何色も使うと、雑多な印象になり疲れてしまいます。一つの部屋に取り入れるインテリアカラーは多くても3色までにして、そのうち1つをアクセントカラーにすると上手くいくでしょう。

例えば、くすんだ色・自分の好きな色・それより派手なアクセントカラーの3色にすると、リラックスできる部屋を演出できます。

五感を意識した心が落ち着く部屋作り

リラックスできる部屋を作るには、五感を意識することも有効です。人は五感を働かせ、実際に体で感じることによって心が満たされ、リラックスすることができます。

ここでは、五感の中でも、心が落ち着く部屋作りにとって特に大事な以下の3つの感覚にフォーカスを当て解説します。

  •  ●視覚を意識する
  •  ●触覚を意識する
  •  ●嗅覚を意識する

視覚を意識する

視覚を意識することは、心が落ち着く部屋を作るための大事な視点です。人は、自然や動物など、目から入ってきた情報で気持ちがリラックスしたり、無意識のうちにストレスが解消したりすることがあります。

なかでも、日当たりは大事な要素です。窓から日光が入るように家具をレイアウトしたり、日光を遮らないようなインテリアを選んだりするといいでしょう。どんなにインテリアを工夫しても、暗い部屋では心が落ち着くどころか落ち込んでしまいます。部屋が明るくなるだけで気分も明るくなり、心をリラックスさせることができます。

また、デザインの統一を意識することも大切です。デザインが同じもので家具を揃えると、スッキリした印象になり、心を落ち着かせることができます。同じシリーズの家具で統一すると、家具同士のサイズのバランスも取りやすいのでおすすめです。

触覚を意識する

触覚は、心理的な疾患の治療に用いられることもあるほど、人にとって大切な感覚です。触り心地とリラックスは密接に関連しています。

一般的に、柔らかいものや温かいものに触れた時や、体全体が包み込まれるような感覚を得た時、癒しを感じると言われています。

リラックスできる素材としては木がすぐに思い浮かびますが、他にも以下のような素材があります。

素材 特徴
ラタン(籐) ツル状の植物で、しなやかでありながら引っ張り強度がとても高く、頑丈さも兼ね備えています。
ヒヤシンス 水草の一種で、柔らかな素材でありながら、丁寧に編み込むことにより耐久性が生まれます。

どちらの素材も木に比べて、触った感覚が柔らかく弾力があるのが特徴です。同じ自然素材でも、木と比べて自分の好みで選ぶといいでしょう。

また、ソファやクッションカバーなどのファブリック(布)の素材選びも大切です。肌に触れるものはこの2つを選ぶと失敗しません。

素材 特徴
カレイド 上質なコットン(綿)とリネン(麻)で織り上げられたイタリア製の最高級ファブリックです。
コットン 低刺激な繊維で肌に優しく、柔らかな肌触りです。
大人から子供まで使える素材で、日本人にとっては最も安心感のある素材と言えるでしょう。

触覚を意識して部屋を作る際は、部屋の中にいながらも、触った感覚で自然を身近に感じられるような環境作りがポイントです。触っただけで心が安らぐような素材を選ぶといいでしょう。

嗅覚を意識する

嗅覚を意識する場合は、ルームフレグランスを使って、部屋の匂いをコーディネートするといいでしょう。仕事や買い物から帰って来た時に、部屋を自分好みの香りに満たしておけば、それだけで癒されます。

香りを取り入れるためのグッズには様々な種類がありますが、主には次の通りです。

  •  ●スプレータイプ(即効性がある)
  •  ●スティックタイプ(香りが長続きする定番グッズ)
  •  ●キャンドルタイプ(癒し効果がダントツ)

スプレータイプは、部屋の匂いが気になった時や気分をリフレッシュしたい時に、シュッとスプレーするだけで使えます。そのため、急に来客が来る際にも重宝します。来客の5~10分前にスプレーするのがベストタイミングです。

スティックタイプは、部屋の中をお気に入りの香りでずっと保つことができます。使い始めの1週間が最も香りが強いため、初めは少ない本数のスティックを指しておき、徐々に本数を増やしていくといいでしょう。香りが強くなりすぎないようにするのがポイントです。容器の種類が豊富でデザイン性に優れたものも多いので、インテリアとしても使えます。

キャンドルタイプは、香りだけでなく、キャンドルの炎を見ることでもリラックス効果を得ることができます。ただし、火を使うので、くれぐれも燃えやすい物を近くに置かないように注意しましょう。リラックスして眠くなっても、火の始末は忘れずに行いましょう。

なお、リラックス効果が期待できる代表的な香りは、以下のとおりです。

  •  ●ラベンダー
  •  ●ローズマリー
  •  ●ミント
  •  ●ジャスミン
  •  ●イランイラン

毎日同じ香りで飽きてしまったら、違う香りに変えることでマンネリを防ぐことができます。また、その時の気分によって使い分けできるように、香りの種類を何パターンか用意しておくといいでしょう。

まとめ|色や五感を意識してインテリアやアイテムを選ぶ

ここまで、リラックスできる部屋を作るポイントや、家具・インテリアやアイテムの選び方を紹介してきました。

リラックスするためには、色がもたらす「色彩効果」や五感を意識した方法が効果的です。たとえ仕事や家事が忙しくても、リラックスできる部屋や空間があれば、心と身体をリフレッシュしてまた頑張ることができます。

決して全ての方法を取り入れる必要はなく、自分のできる範囲で取り入れてみてください。リラックスできる空間を作ることで、日々の生活をより豊かにしていきましょう。

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一度にいろいろなモデルホームを見比べたり、体感できるから、
理想の住まいがきっと見つかります。