住まいづくりがわかる、くらしのコラム

記事をさがす

一人部屋は何歳から与える?女の子・男の子別にいつから使うか&部屋作りのポイントについて解説

暮らし

子どもが成長すると、一人部屋について考える場面が出てきます。新築や引っ越しなど、タイミングによっては乳幼児期から用意できる場合もありますが、そうでなければ「いつから用意しよう…」「何歳ごろから一人部屋を与えるべき?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、何歳から一人部屋が必要になるのかを解説します。女の子・男の子によっての違い、きょうだいがいてすぐに一人一部屋を用意できない場合についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

一人部屋はいつから与える?男の子・女の子で必要な時期は変わる?

一人部屋は小学校入学を節目として与えられることが多く、小学生で持っていなかった子でも、中学生になると大半の子が自分の部屋を持つようになるようです。ここからは、未就学児や小・中学生など時期に分けて、一般的な傾向を解説していきます。

未就学児は急いで用意しなくてOK

小学校に入学するまでは、子ども部屋はそこまで急いで用意しなくてもいいでしょう。まだ目を離すと危険で、日中はリビングで過ごすことが多いため、必要性はさほど高くありません。

就学前に用意できる場合は、荷物部屋として活用していることが多いようです。幼稚園・保育園の荷物やおもちゃ置き場として、早いうちから自分のものを片付ける習慣を身につけてもいいでしょう。

また、いずれ1人で寝るためのファーストステップとして、お昼寝の際に使用するのもおすすめです。小さいころから寝るための部屋として慣れ親しんでおけば、いざ1人で寝るとなった際のハードルも下がるでしょう。

ただし、お昼寝中に保護者がそばから離れる場合は、事故やケガがないようベビーモニターなどを利用して様子をチェックしてください。

女の子は小学校低学年までに用意するのがおすすめ

女の子の場合は、可能であれば小学校低学年までに用意するのがおすすめです。学校に通い始めると、自分でできることが増えて自立心が高まる時期です。特に女の子は洋服の好みなどに自我が表れ、男の子よりも自立心が生まれるのが早いと言われています。

また、ランドセルや教科書、文房具など自分のものを自分で管理したいという気持ちが芽生えるころです。上級生に憧れたり大人のマネをしたがったりする年ごろでもあり、「自分で服を選びたい」「1人で寝てみたい」などと言い出す子もいるでしょう。

ただし、子どもの特性・性格によって要望や必要性は異なります。一概に性別で判断せず、本人が望む場合は男の子でも小学校低学年ごろから用意してあげるといいでしょう。

男の子は小学校高学年から使い始めることが多い

男の子の場合は、小学校高学年ごろから自分の部屋を使い始めることが多いようです。男の子は遊びに夢中になりやすく、自立心は女の子よりもゆっくり育つ傾向にあります。

車や電車など趣味のアイテムを収集するのが好きな子は、今まで集めたコレクションが少し増えているかもしれません。好きなものを自分の部屋で管理することは、自立心や管理能力の向上にも役立ちます。

小学校高学年になれば、宿題や勉強などもほとんど1人でできるようになるでしょう。低学年と比べ、テストも少しずつ難しくなります。勉強に集中するためにも、環境を整えることは大切です。

また、小学校高学年ごろからは、徐々に体に変化が現れる子もいます。思春期を迎える前までに、一人部屋を用意してあげるといいでしょう。

ほとんどの中学生が一人部屋を持っている

中学生になると、多くの子が思春期・反抗期を迎えます。保護者との関係性が難しくなる時期を迎える前に、一人部屋を持つことがほとんどのようです。

思春期は、ホルモンバランスの影響で精神的にも不安定になりやすいのが特徴です。家族とケンカしたり友達との関係に悩んだりしたときは、1人になれる場所の存在に救われることもあります。誰にも邪魔されない空間があれば自分の気持ちとじっくり向き合えるため、心の余裕を取り戻せるでしょう。

また、テストや試験の回数が増え、これまでより勉強に費やす時間が増えてきます。リビング学習ももちろんいいですが、実際のテストや試験のように、静かな空間で問題を解く練習も必要になってくるでしょう。

部活に入っている子は、さらに自分で管理するものも増えてきます。以上をふまえると、中学生の一人部屋の必要性は高いと言っていいでしょう。

何歳から1人で寝るのかも検討してみる

一人部屋を与える年齢を検討する際は、いつから1人で寝るのかも併せて考えてみましょう。小学生になると、徐々に自分の部屋で1人で寝る子も増えてきます。家庭環境や子どもの要望などによってもケースはさまざまなので、状況に合わせて検討しましょう。

例えば、アメリカでは子どもが生まれたタイミングで一人部屋を用意する家庭が多いです。0~2歳ごろの乳児期から1人で寝かせるスタイルが一般的で、日本のように添い寝する習慣もありません。

アメリカは広い敷地に大きな家を建てるケースが多く、一人部屋を確保しやすいという理由もありますが、幼少期のうちから自立心を育むことが目的です。「小さいうちから自立心を育てたい」「夫婦の時間も大切にしたい」という方は、アメリカのスタイルを参考にしてみてもいいでしょう。

子どもに一人部屋を与えるメリット

なんとなく一人部屋がある方がいいとは思うものの、改めて一人部屋のメリットを考える機会は少ないのではないでしょうか。ここからは、子どもに一人部屋を与えることで得られるメリットについて整理していきます。

自立心が芽生える

子どもに一人部屋を与えることによって、自立心が芽生えやすくなります。子どもの自立心を育てるには、小さいうちから以下のことに気を配るといいと言われています。

  • ●子どもの気持ちを尊重する
  • ●保護者が干渉し過ぎない
  • ●自分の考えや行動に責任を持たせる

一人部屋を与えることは、これらに重きを置くいいタイミングです。1人で行動する時間が増えることで、「自分でやらなくちゃ」と思うようになります。少しずつ、自分で考えて行動に移せるようになるでしょう。

成長とともに自立心が育っていかなければ、いつまでも他人に頼ってしまいます。社会に出たときに、本人が困る可能性が高いでしょう。

親は、近くにいるとどうしても手を貸したくなってしまうものです。少し寂しいかもしれませんが、物理的に距離を置くことが親の子離れにもつながるでしょう。

管理能力が身につく

快適な部屋になるよう本人なりに部屋をカスタマイズしているうちに、自然と物を管理する能力が身につきます。

  • ●自分のものを自分で片付ける
  • ●自分が使いやすいように収納を工夫する
  • ●汚れが気になったら掃除をする

このようなことを幼少期からくり返すことで、管理能力アップのトレーニングになるでしょう。もちろん初めは保護者のサポートが必要ですが、何にでも口を出しすぎるとかえって子どもの成長を妨げてしまいます。

どんな力も、実際にトライ&エラーをくり返し、試行錯誤することによって向上するものです。手や口を出しすぎずに見守り、片付け方なども本人に任せましょう。子どもの成長のためには、保護者は徹底して”困ったときのアドバイス役”に回るのがおすすめです。

リビングが散らからない

リビングが散らからなくなるのも、保護者側としては大きなメリットです。毎日片づけているのに、「気づいたらリビングが子どものおもちゃで散乱している」という経験がある方は多いでしょう。

インテリアに気を使っていても、カラフルな子どものおもちゃで雰囲気が出ないのはよくあることです。子どもの物が子ども部屋に移動して散らかりにくくなると、急な来客に慌てることも少なくなります。

自分のものは自分の部屋に置く習慣をつけ、リビングに持ち込んだものは寝る前に戻すように声をかけましょう。1度ではなかなか身に付かないため、根気よくくり返し声をかけてあげることが大切です。

子どもに一人部屋を与えるデメリット

子どもに一人部屋を与えることは、少なからず悪い面も存在します。保護者としては、デメリットもしっかり理解しておきたいところでしょう。ここからは、一人部屋を与える際に考えられるデメリットについて解説していきます。

家族のコミュニケーションが減る

子どもが自分の部屋にいる時間が長くなると、家族とのコミュニケーションが減る傾向にあります。同じ空間にいることで自然と生まれていた会話が、別の部屋にいるとどうしても少なくなってしまうためです。

また、小学校に入ると保育園や幼稚園などと異なり、先生が子どもの様子を逐一教えてくれるわけではありません。そのため、家族の会話やコミュニケーションが減ると、その日に何があったのか把握しきれないこともあるでしょう。

小学校高学年くらいになると、友達との遊びや勉強にあてる時間が増え、一層家族との時間が減ります。帰宅してもすぐ自分の部屋に行ってしまうと、寂しさを感じる親も多いでしょう。

親の目が届かなくなる

一人部屋を与えることで、保護者の目が届かなくなることがあります。自分の部屋でスマホやゲームで遊ぶ時間が増えれば、学業や生活に支障をきたす可能性もあるでしょう。「勉強をしていると思ったら、実はゲームで遊んでいた」というケースも見受けられます。

また、様子がわからなければ、子どものちょっとした変化を見逃してしまうこともあります。「いじめなどの対人トラブルや、体調の変化に気づけないのでは」と心配になる方もいるでしょう。

子どもの状況がわからなくなることを懸念し、一人部屋を与えるべきか悩む保護者の方も少なくありません。

部屋に引きこもりやすくなる

自分の部屋が快適すぎると、部屋に引きこもりやすくなります。必要なとき以外は部屋から出てこないような状況になっては、心配になることもあるでしょう。

思春期は保護者との接触を避けたくなるあまり、部屋に引きこもりやすい年ごろでもあります。この時期は仕方がないことと割り切り、そっと見守るようにしてあげましょう。

一人部屋がないと子どもにどんな影響があるのか

一人部屋がないことで、子どもに何か悪い影響が出ないか気になるのが親心です。ここからは、一人部屋がない子どもが抱えやすい問題について解説します。

親の目が気になってストレスを感じる

家にいるあいだ、ずっと親の目が気になってストレスを感じる子は多いようです。何か悪いことをしているわけでなくても、誰でも見られたくないことの1つや2つはあるものです。

家族とはいえ、成長すると子どもなりに気を使う場面も出てきます。ずっと同じ空間にいなくてはならない義務感で、リラックスできないと感じてもおかしくありません。イライラして、保護者に必要以上に反発することもあるでしょう。

また、年ごろになれば、恋人を自宅に招きたくなることも。自分の部屋がないことで自宅に呼びにくければ、不自由さを感じてストレスがたまる原因になるでしょう。

かえって隠し事が増える可能性がある

子どもが1人になれる時間がないと、かえって隠し事が増えてしまう可能性があります。親に干渉されたくないあまり、すべてを隠したくなってしまうのです。

反発心から、会話すらまともにしなくなるケースもよく耳にします。自宅に窮屈さを感じると外出が増え、遅くまで帰宅しなくなるといった事例も多いです。

また、隠すことがデフォルトになってしまうと、何かトラブルがあっても言い出しにくくなります。近年、社会問題にもなっているSNS上のトラブルは、隠されるとほとんど外部からは気づくことができません。

必要以上に隠し事を増やさないためにも、ある程度家族と距離を保つことは重要です。家族の溝を深めないために、できるだけプライベートな空間を作ってあげましょう。

一人部屋を与える際に気を付けたいポイント

一人部屋を与える際には、いくつか気を付けたいポイントがあります。あらかじめルールを作るなど、家族でしっかり話し合って決めましょう。事前に家族で理解を深めることで、デメリットへの対策にもなります。

デジタル機器の使用にルールを作る

スマホやゲームなどのデジタル機器は、ルールを決めて使用するのがおすすめです。制限なく自由に使用させてしまうと、以下のような心配があります。

  • ●スマホやゲームに依存しやすくなる
  • ●使用時間が長くなりやすく学業や生活に支障が出る
  • ●SNSなどのトラブルに巻き込まれやすくなる

デジタル機器は大人でも依存しやすく、自己管理能力が未熟な子どもはさらにのめり込む危険性があります。学業や生活に支障が出るほか、思わぬトラブルに巻き込まれる原因にもなるでしょう。

依存やトラブルを防ぐため、使う時間や場所に条件をつけている家庭が多いようです。

  • ●自分の部屋には持ち込まず、リビングでのみ使用する
  • ●自分の部屋での使用を許可する場合は、使用時間を決める
  • ●約束を守れない場合は、使用中止などのペナルティを設ける
  • ●スクリーンタイム機能を利用し、使用時間を管理する

特に、前もってルールを作っておくことは重要です。あとから決めごとを作ろうとすると、「今までは良かったのに」と余計な反発心を生みやすくなります。

ただし、ルールで子どもをガチガチに縛ってしまうのも良くありません。保護者が一方的に決めず、話し合いながら一緒にルールを作るのが重要と言えるでしょう。

また、スマホのスクリーンタイム機能を設定すると、使い過ぎの防止や有害サイトへのアクセスもブロックできます。1度設定すると自動で機能が働くため、保護者として安心できるでしょう。子どもも注意されることが減る利点があるため導入しやすく、利用する家庭が増えています。

カギを取り付けるかは相談して決める

部屋にカギを取り付けるかどうかも、家族で相談して決めましょう。カギの取り付けは子どもと意見が対立しやすい点です。取り付けない家庭も多いですが、信頼関係を築く上で子どもの意見を聞く姿勢を持つことも重要です。

思春期や反抗期は保護者との接触を控えたくなるため、カギをかけたくなることもあるでしょう。家族がノックをせずに部屋に入ってきたり、不在時に勝手に部屋に入られたりするのが嫌だという子もいます。

しかし、隠し事が増える心配や、万が一の災害時や体調不良の際にすぐ対処できない可能性にも不安が残ります。心配な方は、カギをかけても外側から開けられる仕組みのドアを採用する、スペアのカギを保護者が保管するなど、いざと言うときは外からもドアを開けられるようにしておくのも1つの方法です。

また、見られたくないものを収納できるカギ付きの戸棚などを用意し、部屋にはカギを付けないなどの方法も提案してみましょう。

カギを付けてもプライバシーやマナーを守って子どもの気持ちを尊重すれば、案外子どもがカギをかけないかもしれません。

リビングに近い場所にする

子ども部屋は、できるだけリビングに近い位置にするといいでしょう。リビングに近いと保護者の目に入りやすく、子どもの行動を把握しやすいためです。玄関のすぐ近くでは「知らないうちに外出していた」となりかねないため、なるべく避けた方がいいでしょう。

保護者としては、子どもの交友関係も気になるはずです。子どもの出入りが目に見えると、友達が遊びにきても「どんな子かな?」と確認できます。子ども部屋をリビングの近くにするのは、親の不安解消にも役立ってくれるでしょう。

また、リビングに近いと家族と導線が交わるため、コミュニケーションも取りやすくなります。リビングで顔を合わせる回数が増えることで、会話のきっかけが生まれます。

間取りの都合でリビングが1階、子ども部屋が2階になってしまう場合は、リビングが2階に行くまでの通り道になるように設計するといいでしょう。リビングに階段を設ける家庭も多いです。

顔を合わせて「ただいま」「おかえり」と挨拶が行き交えば、子どもの声色や表情から些細な変化を読み取りやすくなるでしょう。

すぐに一人一部屋を用意できないときはどう対応する?

タイミングよく一人一部屋を用意できないこともあります。その場合は、1つの部屋をあとから分けられるようにしたり、家具などで仕切ったりするのがおすすめです。ここからは、部屋の仕切り方のアイデアについて解説します。

将来は壁を作ることを前提に家を建てる

近年増えているのが、将来きょうだいがそれぞれの部屋が必要になったタイミングで、壁を作って部屋を分ける方法です。

新築時は大きな1部屋にしつつ、あとから壁を作れるような構造にしておきます。壁を作るまでは1つの広い部屋として使えるため、家族がみんなで寝る寝室にしてもいいでしょう。

今後仕切ることによって部屋のレイアウトが大きく変わるため、ここから解説するポイントをしっかり押さえておきましょう。

袖壁や下地を設けておく

いずれ壁を作って部屋を分ける予定なら、新築する際にあらかじめその場所に袖壁や下地を設けておくのがおすすめです。何もないところに一から壁を作ろうとすると、建物の構造的に難しい場合があり、リフォーム費用が高額になる可能性があります。仕切りたい位置に、柱や梁を作らないようにするのも重要です。

とは言え、一人部屋を主に使うのは中学・高校の在学中が中心です。大学生になって使うことを想定しても、プラス数年と考えられます。そのため、一人部屋を使う期間はおよそ6〜10年間程度が一般的だと言われています。

必要な下地が整っていれば難しい工事が不要なため、壁を撤去する際も簡単なケースが多いです。子どもが独立したあとは、壁を取り払って1つの部屋に戻すことも可能です。さまざまな変化に対応できる住宅は、長い目で見ても魅力的でしょう。

ドアや家具、コンセントの配置に注意する

部屋を仕切るのなら、ドア・家具・コンセントの配置にも注意する必要があります。ドアも2つ必要になるでしょう。

コンセントは、仕切る前後のどちらでも使いやすいように考慮した位置に設けましょう。また、配置が変わった家具に埋まり、使えなくなるコンセントが出ることも予想されます。そのため、あらかじめコンセント自体を多めに設けておくといいでしょう。

仕切るまで家族の寝室として使う場合は、ベッドを並べた際にベッドとドアやクローゼットの扉が干渉するケースがよくあります。それぞれのサイズをしっかり測り、ぶつからないように設計しておきましょう。

分けたときにフェアな造りになるようにする

可能な限り、分けた部屋の造りに差ができないようにしておきましょう。同条件でないと不公平感が生まれ、きょうだいでもめる原因になります。部屋の広さや収納の大きさ、窓の位置などは同じにしておくといいでしょう。

幼いうちはきょうだいでシェアする

小学校低学年くらいまでは、きょうだいで机やベッドを並べて一部屋をシェアしてもいいでしょう。リビングでの生活が中心で部屋にいる時間が短いため、一緒の部屋でも大きな問題はないと考えられます。きょうだいと一緒なら自分の部屋で寝やすい、保護者が双方の行動を把握しやすいといった利点もあります。

家具やカーテンなどで仕切る

簡易的に部屋を仕切りたい場合は、家具やカーテンなどを利用してお互いのスペースが見えないようにする方法もあります。本棚やタンス、2段ベッドなどを部屋の中心に置いて仕切ったり、カーテンやロールスクリーンを取り付けたりするだけです。

完全なプライベート空間にはなりませんが、設置工事などもいらず簡単に元に戻せます。進学して寮に入る予定があるなど、短期的に仕切りを作りたい場合にもおすすめです。

まとめ|子どもの成長や要望を想定しながら準備を始めよう

一人部屋は小学校の入学とともに与える場合が多く、中学生になるまでに用意する家庭が大半です。自分の部屋があることで、自立心や管理能力向上などのメリットがあります。しかしその反面、親の目が行き届かなくなるというデメリットがあることも覚えておきましょう。自分の部屋を使う際のルール作りも、家族で話し合ってみてください。

一人部屋を与える時期や使い方、部屋の分け方などに正解はありません。大切なのは子どもの意思を尊重し、社会に出るまでの準備を整えておくことでしょう。

また、きょうだいがいる場合、状況によってはすぐに一人一部屋が用意できないこともあります。その場合は、1部屋を仕切ってお互いのプライベートな空間を確保しましょう。将来的にしっかり間仕切りをしたいという方は、新築する際に壁などを作ることを前提とした構造にしておくといいでしょう。

ABCハウジング内にあるハウスメーカーでは、さまざまなケースに対応した事例がたくさんあります。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

ABCハウジングには多彩な住宅メーカーの提案するモデルホームが勢ぞろい。
一度にいろいろなモデルホームを見比べたり、体感できるから、
理想の住まいがきっと見つかります。