第5回
フレンチスタイル〜ロマンティックな陶器とフラワーアレンジ

今どきのフレンチスタイルには温かみのある陶器やリネンでコーディネート
そしてテーブルにお花を

フレンチスタイルの魅力

ヨーロッパにはそれぞれの国に有名な陶磁器ブランドがあります。いずれも繊細で、宮廷文化を思わせる美しいものがいっぱい!その中でフランスをイメージした時に、格式のある磁器ではなく素朴でエレガントな陶器を使ったテーブルコーディネートが頭に浮かんできました。フレンチスタイルの魅力の一番は“大人の可愛さ”。ロマンティックで可愛いのに子供っぽくならないセンスの良さはさすがです。その中でもフランスの小物や陶器は素敵ですよね。陶器独特の色合いや絵付けの魅力にもふれながらコーディネートをしていきましょう。今回はそれにプラスしてテーブルに飾る“フラワーアレンジメント”もご紹介。

★ナチュラルな田舎風スタイルのコーディネート

まずは、ブルーグレーを基調としたフランスの田舎風スタイル。ちょっと屋外でのブランチを意識したコーディネートです。蝶やお花の手書きの模様の入った大きなお皿に、取手のついたカフェオレボウル。カフェオレボウルの中にリネンのナフキン・ガラスのグラス・鏡のコースターなどを無造作に入れてセッティングしました。木組みのランチョンにガラスのお皿を置いて、飾りのお花を透けさせてみるのも楽しいですね。フラワーアレンジメントは、お花や木の実をお庭で摘んできたような素朴なブーケが良く合います。ナチュラルなペーパーでざっくりと巻いてさらに素朴な感じを演出してみましょう。

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お料理はカフェオレボウルにほんのりとサフランの香りがする
クラムチャウダーを。

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さらにもうひとつ!
ナチュラルで可愛い陶器のご紹介。草花をあまりデザイン化せずにセンス良く配置して描いてあるのが“大人可愛さ”ですね♪

★温かみのある田舎風スタイルのコーディネート

先ほどと同じような田舎風の素朴なコーディネートを、手持ちの陶器を使ってフレンチスタイルにして楽しみましょう。赤や茶を基調とすると雰囲気が変わります。赤といってもローズがかった可愛らしさのある色が特徴。薄茶ベースとの色あわせも素敵ですね。陶器の色合いに合せた秋を思わせるバラを低くぎゅっと詰め込んでコーディネート。可愛いお菓子を模した陶器・グレーのリボン、ランチョンは温かみのあるフランネルを合わせました。

お料理はローストポークにワインで煮込んだプルーンのソースを添えて。

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★レースのような陶器を使ったエレガントなコーディネート

最後は、人気のエレガントな器を使ったコーディネートです。少しムラのある白い釉薬にレースのような絵柄や天使の型が浮き上がった素敵な器達、それを活かすようにセンターに並べてセッティング。器の色合いや雰囲気を惹きたてるように、ほのかに紫がかったグレーの麻のテーブルクロスに濃いグレーのレースのランチョンをアクセントに敷いてみました。蝋燭やシルバー飾り、お皿の上のナフキンにはシフォンのリボンを結んでフランスらしさをプラス。

フラワーコーディネートはちょっと辛口の茶色い向日葵や百合をベースにしたミックスフラワーのブーケです。ナフキンの色に合せたアンティークゴールドの額縁は、ウエルカムボードやメニュー使いに。オールドローズを可愛くアレンジしたものも良く合いますよ。

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乙女心をくすぐるフレンチスタイルは楽しみ方も多様です。今回紹介できなかったプロバンスの器もファンが多く、有名ですよね。お料理器に合せて色々とチャレンジして作ってみて下さいね。

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