スマートハウスに設置した太陽光発電パネルや風力発電機、燃料電池などの稼動状況を画面に映します。発電量に応じてHEMSは余剰電力を蓄電池にまわしたり、売電にまわしたりします。これらも現時点や時間経過に合わせたグラフ推移などで画面に映します。
電力、ガス、水道など、家庭内のすべてのエネルギー使用量が現時点、時系列、過去との比較など、様々な形で確認できます。たとえば電力の使用量は各部屋ごとにも個別に確認でき、エアコンや照明、家電、コンセントなどの使用状況までわかります。
ここでムダな照明の点灯などが見つかれば、わざわざ部屋に行かなくてもスイッチOFFができる機能もコントローラーにはあります。
自家発電で余剰電力が生まれれば、HEMSが蓄電池へ充電をします。もちろん蓄電池の充電状況、逆に蓄電池からの電力使用状況などを見ることができます。
また、HEMSは万一の夜間の停電時などに、外部からの電力供給が止まったら即時に蓄電池利用に切り替えるなど、緊急時の安全装置の役割も果たします。
家庭内でバラバラに稼働するエネルギー装置を
一元化して管理、見える化できるようになったのも、
IT技術の進歩によるところが大きいのです。
だから、このHEMSの技術は
今後もさらに進化するでしょうし、
さらに簡単に、快適に、スマートハウスの暮らしを
支えてくれるようになるはずなのです。