紙とクロスを一度に取上げますが、
素材としてはかなり違った展開で取り扱う部分もあるので、
前半を「クロス」、後半を「紙」と分けて進めたいと思います。
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安価で施工がしやすく、いろいろなデザインが楽しめて手入れも簡単、こんなに便利な仕上げ材ですが、このところ塗り壁やタイルなどの話題に押されて、ちょっと控えめな存在になってる感があります。
VOC(ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの揮発性有害物質)対策を強化したもの、和紙や竹パルプなどの自然素材のもの、塩化ビニールではなくオレフィン樹脂を使ったものなど様々な製品が開発されています。
安全性もクリアされ、こんなにいろいろある中から選べるクロスを、もっと積極的に楽しんでみてはいかがでしょうか。
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モダンスタイルのトレンドではやはり無地が基調ですが、テクスチャーを吟味したり、
1つの壁面だけ別のクロスにしたり、シンプルな中にもインパクトのあるクロスの使い方で、
部屋の雰囲気を決定づける役割も可能です。
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「和」のテイストだと、赤系や紫系などの大胆な色もなじみます。
テクスチャーは和紙風や織物調が合わせやすいでしょう。
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あんなに迷ったけれど張りあがってみれば
どっちでもよかったという経験、
逆に、絶対これと思っていたのに
「
えっこれ私が選んだものなの?」という経験、
出来上がりを想像するのはなかなかむずかしい
ですね。
できるだけ大きいサンプルで、壁なら垂直にして、
少なくとも3〜4mは離れて、色やパターンを確認しましょう。 |
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ミッドセンチュリーのリバイバルがきっかけで、パターン物のクロスが一部で復活してきています。
驚くほどの大柄を全体に使った時代もありましたが、今は部分的に使うのが新しい使い方といえそうです。 |
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