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大理石や花崗岩のほかにも様々な種類の石材が輸入され、インテリアに使われるようになって来ています。
主なものをいくつか見てみましょう。

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石灰岩の一種であるライムストーンは大理石の仲間として扱われることも
ありますが、模様はマイルド。マットな水磨き仕上げが一般的です。

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マイルドな印象のライムストーンは照明も柔らかく受けて、
石の冷たさを感じません。平面のほか、左の例のように
凹凸を生かす仕上げ方もあります。


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スレートは薄板状に割れる性質を生かし、古くから屋根材や床材に使われてきました。
同じような性質を持つクォーツサイトも「割り肌」仕上げで、
迫力のある石の自然な質感を楽しみます。

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栃木県の大谷で産出。
古くから土蔵や塀に実用的に使われてきましたが、F.L.ライト設計の旧帝国ホテルでふんだんに大谷石が使われ、大いに名を上げました。



大理石を砕いたものをセメントで固めたもの。昔は現場で研ぎ出して
いましたが、今はタイル状に製品化されています。

 

大理石の小片でパターンを作り出します。

 



住宅ではまだ特別な仕上げ材に感じられる石材も、
店舗や公共空間ではすでにさまざまな種類が広範囲に使われ、なくてはならないものになっています。
地球の営みを封じ込めたような奥深い魅力を持つ石材は、
内装材として薄くスライスしたものを接着剤で貼る簡易な施工法で、ますます身近なものになっていくでしょう。

さて次回取上げる素材は金属、インテリアの中の金属を見ていくことにしましょう。

(2008.9.1更新)

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