インテリア訪ねあるき

Vol.06 オーダーキッチンを訪ねて 2

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前回はメーカーをたずねましたが、今回はオーダーキッチンのユーザー側にお話を聞くことにしました。
初めにお訪ねしたのは、ダイニングキッチンが家族の団欒の中心となるお住まいを数年前に建てられたSさん。
次にたずねたのはオーダーキッチンの住宅を多く設計されている建築設計事務所。キッチンのお話がいろいろ聴けそうです。

3人の子供さんが大きくなり、普段は夫婦2人となった今も、ダイニング中心の生活習慣を続けるSさん宅を訪ねました

阪神間の高台に立地するS邸。左手2階のガラス張りの部屋がダイニングキッチンです。

2Fダイニングからは西宮市内や大阪湾、遠くには和歌山の山まで一望できます。手前はウッドデッキ。

家中で一番よい位置です。愛用の食卓や椅子が大きめなので無理にLDKにせず、
ダイニングの充実を希望。

キッチンについて、建築家にどういう要望を出したのかをお聞きしました。

家族と一緒にいたい、部屋にキッチンがある感じ、外が見えること、収納は多く。あとはトータルで美しい家に住みたいというご主人の希望で建築家にお任せ。

対面で椅子を置く案も出ましたが、カウンターの下は収納に。希望した食品庫は冷蔵庫の隣にドアがついて実現。物入れも兼ねてとても重宝。

組込みの機器類は、提案されたものの中から一番すっきりしたデザインを選んだら、人気のMieleだったとか。

3年間住んでみての感想をお聞きしました。

完全にオープンな状態で美しいDKを維持できるか不安だったが、収納を多く取ったことで物をしまうことができ、すっきり暮らせるとのこと。

細かい注文を出さなかったけれど結果はすっきりと使いやすく出来上がり、大満足。キッチンは専門のオーダーメーカーが担当。

夕暮のダイニングスペース。間接照明が入って雰囲気は満点。

「リビングが別なのも気分が変わってよい」と奥様。
リビングはキッチンをはさんでダイニングと反対側のコーナー。

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