インテリア訪ねあるき

次にブラインドやロールスクリーン、カーテンレールなどのメーカーであるタチカワブラインドの大阪ショールームを訪ねました

一歩中に入るとモダンな空間が広がり、商品への期待感が高まります。

2階ではタテ型・ヨコ型ブラインド、ロールスクリーン、プリーツスクリーンなど、たくさんのサンプルが広い部屋をぐるりと囲みます。

新製品のロールスクリーンデュオレ。透ける生地と透けない生地を横ストライプにした
2重ロールスクリーン、ずらして光を調整します。

これまではオフィスやパブリック空間のものと思われていたタテ型、ヨコ型ブラインドですが、
モダントレンドが続く中、この10年くらいで住宅用として広く認知されるようになってきました。

住宅向けのタテ型ブラインドはとても種類が増えています。
機能的には、たたんだ時に小さくなるような部品、取付けのしやすさ、遮熱やミラー効果のある素材。デザイン的には色数を増やし、織物調や和紙風、レースや刺しゅうなど、質感を表現するものが増えています。

ヨコ型ブラインドも、スラット(羽根)の幅を狭く、部品を小さくし、すっきりと洗練されたものになっています。

ロールスクリーンもシンプルな無地のほか、織物や和紙などの質感を表現したもの、
光によって凹凸が浮かび立体感や陰影を楽しむものなど様々なデザインが揃っています。

ペアタイプのプリーツスクリーンは2種類の生地を楽しめます。透けるものと透けないものをペアにすると昼夜で使い分けができます。

カーテンレールやカーテンアクセサリーの品揃えも豊富。新しい傾向は細身でシャープな感覚とのことです。

直径16mmのスリムなレール。
ステンレスやアルミのシャープなもの、木目や一部にレザーを使ったもののほか、スワロフスキーをあしらった輸入ものもあります。

シンプルなカーテンに個性的なタッセルを
組み合わせるのも新しい楽しみ方です。

ショールームに来られるお客様はネットで見て来られるほか、インテリアショップなどで紹介されて、
店頭に置いていない商品を見に来られる方が多いとのことです。

種類の多さに思わず「どんなのがいいでしょう。」と尋ねられるお客様が多いとか。
動かすメカを伴う商品が多いので、格安の海外品などと比べると、閉じた時ぴったり納まるかなど性能差は見分けやすいかもしれません。

ウインドートリートメントのショールーム訪問はいかがでしたでしょうか。
インテリアの最後の仕上げ、その家らしさや住む人の感性を表現する部分、たくさんの商品の中から選んだり組合わせたりをもっと楽しんでほしいと思っています。

取材協力

(2011.11.14更新)

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