インテリア訪ねあるき

LED照明で最も関心の高い節電・省エネルギーについて、具体的にどれくらいの効果があるのでしょうか。

住宅で使われる照明器具を想定して、白熱灯や蛍光灯とLEDとの比較を、使用電力量(ワット数)と一年間の電気代で表示しています。

スイッチで切り替えてLDKだけで比較することもできます。

LEDの特長を生かした、LEDが得意な照明器具にはどんなものがあるでしょうか。

小さくて方向性を出しやすい光源を生かした
ダウンライトやスポットライトが最も得意。

小型のものや薄くシャープなデザインのスタンド、ペンダントなどは得意です。

長時間点灯の門灯などエクステリア照明もLEDの得意分野。

色を変えられるのはLEDの大きな特長です。LEDシーリングライトにも色を変えられるものがあり、昼光色、昼白色、電球色などをリモコンで切り替えできます。

方向性を出しやすく、熱くならない点を生かして、グリーンの照明で光と影の効果を楽しむことができます。

得意のキラキラ感を生かしたシャンデリアは少しずつデザインが増えています。

左がLED、右は白熱灯

意外なところではシーリングファンのあかり。照明部分の厚みを小さくできるので、吹き抜けだけでなく、直付け用の場合は通常の天井高でも使えるとのこと。

ランプバリエーションとLEDユニット

既存の器具にそのまま付け替えできるLEDランプは6種類も展示。(口金のサイズは3種類)電源一体型なのでセードに光が回りにくい場合もありますが、4万時間の寿命が頼もしい。

LEDユニットにはワンコア(ひと粒)タイプのものと、複数のLEDを組み合わせた色を変えられる調色タイプのものがあります。電源と分離されているので自由なデザインが可能。

土日のショールームでは節電比較やシンクロ調色など、15分ほどのLEDエコ照明説明ツアーを行っています。

案内担当者が順次スペースを回り、操作しながら説明していきます。その場で誰でも参加することができます。

LED特集はいかがでしたでしょうか。
白熱灯や蛍光灯でできることすべてをLEDで実現したい、と開発が進められているそうです。
ワンコアタイプの光の感じは、確かに白熱灯に一歩近づいたと感じられました。
白熱灯や蛍光灯ではできなかったことをLEDで実現してほしい、という期待もあります。
シンクロ調色はそのよい一例ではないでしょうか。

取材協力

(2012.02.15更新)

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