シリーズ2の第1回目は、インテリアコーディネーターという職業が話題になり始めた頃から活躍しておられるREYの武市礼子さんをお訪ねし、実際の仕事の場で気付かれたこと、インテリアへの思いなどをお聞きしました。
学生時代はグラフィックデザインを学び、途中からインテリアの分野に転職しようと、設計事務所のアシスタントや店舗の会社でアルバイトをしながら、図面などを勉強したそうです。現在のようにインテリアスクールや専門学校などが少なかった時代ですから、大変な苦労があったでしょうね。
輸入住宅のモデルホーム
例えばカーテンだけ、照明器具だけのセレクトの場合でも、常にスペース全体の総合的なバランスをトータルに考えて提案するのがプロの仕事。
こだわりを持ったお客様が、より専門的な商品知識や購入ルートを求めて、相談料がかかることを承知で依頼されるそうです。
住宅のインテリアコーディネート
施主、設計士、施工業者と一緒に家1軒分の材料をヨーロッパに買い付けに行ったこともあったとか。なかには一通りでは納得できないお客様もいるのですね。
住宅のリフォーム
家にいて楽しい空間に、お店より素敵な空間に、がモットー。
「迷うお客様に対しては、プロとしての確信を持って提案します。」と心強いお言葉。
やはり決断の時にはしっかりと背中を押して欲しいですよね。