ヨーロッパのクロスのサンプル帳(右)とミラーフレームのカタログ。輸入販売も行っています。
カーテンレール端の装飾やクリスマスの飾り付けに使いたいパーツなど。カーテン生地も仕入れて国内物にない雰囲気を提供しています。
ドイツで聞いた話では年に3回カーテンを替えるとか。
デザインへの関心度が高く、インテリアで気分転換を楽しむなど、取り入れたいことが多いとのこと。
古いカーテンはどうするかと質問すると、「捨てる」という答えが返ってきたそうです。
それだけデザインへの関心度が高く、インテリアへの思い入れが強いんですね。
希望するイメージを、例えば雑誌の切抜きや写真などで示してもらえると、方向付けがわかり提案しやすく、よい結果につながるとのことです。
お客様の自宅を見ると、好みがとてもよくわかるそうです。
恥ずかしいと感じられるかもしれませんが、好みや住まい全体をキャッチするためなので、信頼できると思えたなら見てもらうのが早道かもしれませんね。
なによりコーディネートを楽しんで、豊かな気持ちで暮らしてもらうことが一番の願いだそうです。
コントラクトの場合は住宅に比べてデザインやイメージの幅が広く、
より広い商品知識やクリエイティブな提案が求められます。
椅子の張り地などを直接海外から取り寄せて、独自性を演出することもあります。
独立営業のコーディネーターがどこで仕事をしているのか一般の人にとってはなかなかわかりにくいもの。
ネットを通じて探してもらえるようホームページを充実させたり、新しいプレゼン方法としてiPadを活用することも考えているそうです。
常に新しい状況への対応がこれまでの長いキャリアを支えてきたのでしょうね。
訪ね歩きシリーズ2の第1回目、「インテリアコーディネーターを訪ねて」はいかがでしたでしょうか。
インテリアの全体的なトレンドとしてはまだまだモダンデザインが優勢ですが、個々のお客様にはいろいろな好みがあり、今回登場の武市さんが得意とするクラシック調は女性に根強い人気があるようです。
(2012.05.17更新)