インテリア訪ねあるき2

Vol.12 インテリア訪ねあるき2を振り返って

この1年間はインテリアコーディネーターや建築家の方々にお話を伺うことから始まり、現在の住まいのインテリアに影響の大きい明治から昭和初期にかけての住宅例を、和風・洋風いくつかご紹介しました。
各回で紹介しきれなかった写真やお話を、1年の締めくくりのこの機会に、皆さんにお届けしようと思います。

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インテリアのプロフェッショナルにお話を伺うところからスタートしました。

インテリアコーディネーターがまだ珍しかったころから活躍の武市礼子さんは、
その頃人気のクラシック調が得意。
直接ヨーロッパから生地や装飾部品などを仕入れるルートを持つユニークな活動ぶりを伺いました。

インテリア産業協会主催のコーディネートコンテストで経済産業大臣賞を受賞された矢田朝士さんの作品には、単なる和風を超えて日本人の心に響く光と影が表現されていました。その後、大学でゲスト講師をお願いしましたが、インテリアコースの学生たちに住宅設計の発想法などをお話しいただき、大変好評でした。

取材時に見せてもらった旅行先の写真が印象に残っています。

グリーンコーディネーターの草分けとして知られる高橋惠子さんからは、インテリアのグリーンは当たり前、
今や外構(植栽)や家庭菜園などのアウトドアグリーンへの関心が高まっているというお話を伺いました。

定期的にヨーロッパのデザイン情報を収集している西村美由紀さんには、世界最大の国際家具見本市
「ミラノサローネ」の報告をお聞きしました。2012年のデザインはおとなしめとのことでした。
見本市会場と市内のイベントを連動させるデザインの祭典は、見本市の新しいスタイルとして定着しそうです。

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