「マイホームを持つのはちょっと早いかな?」と思われつつも、動き出してからはトントン拍子に家づくりが進んだKさんご夫妻。新居を考えられたきっかけをお伺いすると、「結婚してから、社宅のマンションに住んでいました。勤務先にも近く、駅から徒歩1分という便利な場所でしたが、家賃を払っていても自分のものにはならないので、家賃分をローンにしようと考え、ネットで調べたり住宅雑誌などを見て少しずつ研究していたんです。それに何より住んでいたマンションは気密性が高すぎて、結露やカビが発生したり、パソコンが何度も壊れたり…二人とも働いているので、昼間の換気もままならず“マンションはしょうがないのかな?”と思っていました。いつかはマイホームが欲しいと考えていたので、建売住宅などの見学に行くようになりましたね」とのこと。
建売住宅を何件か見学された頃、「義父が住宅展示場を見て参考にすることをすすめてくれました。神戸に住んでいたこともあり、以前から知っていたABCハウジングの神戸駅前住宅公園に行ったんです。少し緊張して行ったのですが、受付も明るくフレンドリーな雰囲気で好感が持てました。まずはインパクトのあるCMで気になっていたダイワハウスに入りました。すべてのモデルホームを見ようと思っていたのですが、担当の方が親身に相談にのってくださったので、他を見学することなく決めていました。私たちには土地もなかったので、その日のうちにグループ会社で土地探しをはじめ、翌日から気になる土地を見て回りました。いくつか見る中で、ここの土地が一番良かったのですが、すでに売れていたんです。その後、担当の方が手を尽くしてくださったおかげで、この土地を購入することができました」と、ハウスメーカーと土地の選択・決定がスムーズに進んでいかれたことをお話してくださいました。
最初は建売住宅を考えられていましたが、注文住宅に比べると実現できないことが多かったのだそう。「2〜3年しか使っていない食器棚や靴箱を生かすために、サイズを測って設計に反映してくださったので、作り付けのようにぴったり納まりました。また、システムキッチンも好みのものを選べ、二人の身長に合った高めのものを取り付けられましたし、浴槽も大きくゆとりあるサイズにできました。TVアンテナ線やLANも各部屋に配線したので、スッキリ快適に利用できます。床は段差のないフルフラットで安全ですし、窓ガラスを3重の防犯ガラスにしているので雨戸がなくても安心して暮らせます」とご夫妻。
キッチンの奥にはたっぷり収納できるユーティリティスペース。
お持ちの家具に合わせて設計されたキッチンの食器棚も、まるで
作り付けのようにぴったり。
家づくりの過程で思い出に残っていることは?の質問には、「最終的な完成図面をいただいてから、どこに何を置こうかと考えるようになったことですね。リビングに置く大型TVとソファを新しくしたかったので、電気屋さん、家具屋さんに行って、気に入ったものが部屋に入るかどうか、担当の方に電話して確認したりしました。その後は、図面の上に紙でつくったミニチュアを置いて、コーディネイトを考えるのも楽しかったです」とのこと。
その後、気に入った土地がみつかったものの、多くの資金を準備していたわけではなかったため、最小限の希望を伝えることに。それは“1階のリビング・ダイニングを広くしたい”“廊下部分を少なくして空間を有効に使いたい”“収納スペースを多くとりたい”“2台分の駐車スペースが欲しい”というものでした。住宅を建てやすいスクエアな土地だったことも幸いして、予算に余裕が出たため、さらに欲しいものをプラス。趣味のコレクションを飾るための棚を和室の床の間に設置したり、浴室のカワックとミストサウナと合わせてリビング・ダイニングに床暖房をつけることもできたのだそう。「担当の方にいろいろとご提案いただき、イメージ以上の家が完成しました」。
カワック&ミストサウナ採用の浴室。
ゆったりと入れる心地よいバスルーム。
“インターネットカフェのような空間”と、
ご夫婦が寛がれるセカンドリビング。
2階の趣味室ではパソコンや漫画を
楽しんでおられるそう。
「とにかく妻は結露のない暮らしを求めていたので、24時間換気ができることをとても喜んでいます。各部屋、明るく開放感があるのはもちろん、浴室やトイレにも窓があって通風・採光がよいのでどこにいても気持ちよく過ごせますね。また、庭ができたので、自分で芝生を植えて手入れしたり、家庭菜園をしたりするようになりました。ミニトマト、じゃがいも、人参、きゅうりなどをつくって食べたんですよ。そして、新居になってからは家族や友人を招待して、食事やお茶を楽しむことが多くなりましたね」。思った以上の満足できる新居が完成し、仲睦まじいご夫婦の楽しく心地よい暮らしのステージが生まれました。
庭ができて家庭菜園やガーデニングを
はじめたご主人。野菜をつくったり、花
を育てたり、食べ終わったビワの種も
こんなに成長!
「私たちは、ABCハウジングに1回見学に行っただけで、よい担当の方にめぐり会え、トントン拍子に家づくりができました。しかし、一生に何度もない大きな買物ですから、いろいろな家を見学して納得のいくハウスメーカーを選ぶといいと思いますね。間取りや設備、外観など、譲れないところは妥協せずにこだわるべきです。予算の問題もあると思いますが、担当の方と相談したり、情報収集していくうちによいアイデアが出てくるかもしれません。満足できる“家づくり”を体験してほしいです」と、これから家を建てる方へのアドバイスをいただきました。