新しい家が建ち並ぶ一角に、3つ並んだ丸窓のある黒い外観がひと際目立つY様邸。取材のために訪問した日は、駐車場にカーポートを設置されている真っ最中。早速、家を建てようと思われたきっかけについてお伺いすると、「結婚を機に、住まいはどうしようか?と考えた時に、それぞれの実家が戸建てだったので、『マンションよりも戸建てがいいよね』となったんです」と奥さま。ご主人も「ギターなどの楽器を弾くので、音を気にせず暮らせること。駐車場から玄関までが近く、洗車もできるのが便利で、自然と戸建てがいいなと思っていました」と、ご夫婦の意見が一致。「ちょうど友人が住まいの相談窓口で住まいづくりを始めたと聞いたので、行ってみることにしたんです。そこで、私たちの希望から、ABCハウジングにある4つの住宅メーカーを紹介され、モデルホームを実際に見に行きました。
見学した中で、中2階やロフトといったスキップフロアなどの遊びゴコロがあるプランが多く、希望の間取りが実現できそうなアイ工務店がいいなと。予算的な面でも合っていたし、土地を探してもらえたのもよかったですね」とご主人。奥さま的には、住む場所の希望が“子育てがしやすく、通勤に便利な駅から徒歩圏内”だったため、営業担当者から提案されたこの土地は、条件にぴったり合っていたとのこと。
「ロフトにシアタールームをつくりたいと思っていたので、中2階のあるリビング階段とロフトの配置をメインに間取りを考えていきました。そのため、回遊性のある動線をあきらめたり、2階の廊下が長くなったりしましたが、開放感のある感じになって、とても気に入ってます」と、ご夫婦ともに大満足のご様子。外観のポイントにもなっている丸窓や黒い外観などは、営業担当者から提案され、「おもしろい!」と即採用したとのことで、担当者とのいい関係性も伝わってきます。また、内装やインテリアで悩んだ時に参考にしたものをお聞きすると、奥さまは"インスタグラム"、ご主人は"googleの画像検索"と、"SNS"や"web"を活用されていたとのこと。「とにかくワード検索で画像をたくさん見ましたね。気に入った画像は保存して見せたりして。あとは、打ち合わせの時に、モデルホームに置かれていたカタログもよく見ました」と奥さま。
ご両親が来られた際に使うことの多い和室は、グリーンの壁紙と丸窓でコーディネート。
また、Y様邸では、太陽光発電とオール電化を採用し、年間のエネルギー収支が0となる"ZEH住宅"の認定も受けているのだそう。「最初はあまり詳しくなかったんですが、家を建てるためにいろいろと調べている時に、ZEH住宅のことを知って。補助金も出るかもしれないとのことだったので、担当さんに相談してみたら、『申請できますよ』と言われて。いまはまだ契約がいっぱいで順番待ちなのですが、もうすぐ売電も始まる予定です」とのこと。住み心地の上でも、ランニングコストの上でも大満足な新居で、幸せいっぱいの新婚生活を送られているのがよくわかりました。
キッチンからも、
リビングからも
見えるスタイリッシュな時計をキッチンに。
2階にはギターや
ドラムが置かれた
演奏のための部屋も。
ポーチには
「お客さまをたくさん呼びたい」という気持ちを表すWELCOMEの文字が。
最後にご夫婦から、「あれこれ取り入れるのではなく、自分たちが一番重視したいことを中心に間取りを考えれば、自然と満足度の高い家が建てられると思います。どれにするか、どっちにするのか迷った時は、値段が少し上がっても『これにしてよかったな』と納得できるものを採用するのがいいのではないでしょうか。あとは、できるだけ実際に使う場面を想定して、配置を確認できるといいですね」と、これから家を建てる方へのアドバイスをいただきました。