見学してみると、この家でも採用しているひと続きになったキッチン&ダイニング+リビングの間取りや、グレーの壁紙がすごくよくて」とご主人。奥さまも「実現したいと思っていたものが全部あっていいなと思いました」と、ご夫婦ともに初めて訪れたアイ工務店のモデルホームがイメージにぴったりだったことを話してくださいました。また、以前の住まいで不満に感じていた気密性や快適性について、WEBサイトやYouTubeを見て下調べされていたご主人が納得できる性能をクリアしていたことも決め手となり、依頼を決意。住んでいた家の解体を年始から始めるため、プランは平均よりも少し長めの6ヶ月とゆったりだったことから、窓や床下収納の枠色など細かな部分までしっかりとチェックできたのだそう。「InstagramなどのSNSで紹介されている、使いたい建材やパーツの品番や型番を営業の方に見せて『これに近いものはありますか?』と伝えることも多かったです」
と、SNSを最大限に活用しながら住まいづくりをされていたことがわかりました。完成した住まいは、性能・デザイン面ともに大満足で、「1階と2階、それぞれに1台ずつあるエアコンをずっとつけっぱなしにしていても、月1.5万円ほどしかかからなくなりました」と奥さまもうれしそう。前の家では暑くて扇風機の前でじっとしていたトイプードルのさちちゃんも快適そうにLDKをお散歩しているのだそう。
また、共働きのため、日々の家事をできるだけ効率化したいと、食事後はダイニング横のシンクや大型の食洗機で洗浄し、振り返るだけで食器棚にしまえるように設計。洗濯はキッチン裏にあるランドリールーム兼脱衣所で乾燥まで行って、オリジナルで造った専用の棚へそのまま収納、掃除もキッチンにある収納スペース下部に、1階全体を水拭きまでできるお掃除ロボットを設置するなど、家事ラクを実践するためのさまざまな工夫が。奥さまも「動線をしっかり考えたので、毎日が本当に楽ですね」とニッコリ。
「2階には寝室+ウォークインクローゼットと3つの子ども部屋をつくりました。子ども部屋はそれぞれ4.5畳の狭さが気にならないように、クローゼットは扉をつけない仕様にし、壁紙のカラーを変えました」と奥さま。また、ご主人は「南側だけ軒を延ばし、窓を少しあげることで、直射日光が当たらないように設計してもらいました。引き違いの窓は気密性が下がるため、1階の大きな掃き出し窓以外は気密性が高いタイプの窓にして、全ての部屋に温度計を置いて管理しています」と、WEBなどで得た高性能な住まいづくりのための知識をしっかりと活かされていました。
コロナ禍以降に住まいづくりを始めたご夫婦に住まいづくりで感じたことを伺ってみると、InstagramなどのSNSやYouTubeの存在が大きかったとの声が。「普段からルームツアーや好きなインテリアの家を見たり、快適な住まいづくりに必要な情報をチェックしておくと、自然と欲しい情報がSNSなどに集まってくるのでオススメですね。住宅メーカーに頼りすぎず、必要な知識はあらかじめ身につけておくことが大切だと思います」とアドバイスしてくださいました。