住まいづくりの先輩であるお兄さまからノウハウは聞くことができるけれど、数多くの性能や工法、住宅メーカーがある中で、どこがいいのか全くわからなかったご夫婦は、まず近くにあった新・泉佐野のABCハウジングへ行き、モデルホームを見学することに。「ABCハウジングは近くにあり、子どもたちが喜ぶイベントも開催されていて行きやすかったです。外観だけではわからないので、予算に合う住宅メーカーはすべて見学しました」とのこと。その中で、紀の国住宅の展示する“木”をふんだんに使ったインテリアや、リビングから続く和室、和モダンな雰囲気が気に入ったことや、“この人にぜひお願いしたい!”と思える営業マンと出会えたことでパートナーとなる住宅メーカーを決定できたのだそう。
「間取りなどのプランは1年くらいかけてじっくり取り組みました。期間や回数の制約もなく、どっしりと構えてつきあってもらえたのもよかったです。ずっと住む家なので、見た目だけではなく住みやすさを重視しましたね。20年後も飽きずに暮らせるのか、40年後も安心して暮らせるのかを考えました」とご主人。住まいづくりの先輩であるお兄さんからのアドバイスを取り入れながらも、自分たちが叶えたい部分もしっかりと実現。「1番こだわったのはリビングで、子どもたちが隣家を気にせず泣いたり、暴れたりできますし、仕事の後に帰ると『はぁ〜、家だ〜!』と落ち着けます。賃貸のようにいつか引っ越しをするかもしれないという不安もなくなり、心に余裕ができました」と、木のぬくもりが心地いい住まいに大満足の様子。奥さまも「キッチンに立ってる間も、子どもたちの様子が見渡せるのがいいですね。和室はいまは特にこれといった使い道はないけれど、つくってよかったなって思います」とうれしそう。納得の住まいづくりでしたが、暮らしてみると気になるところも出てきたそうで、1階にウォークインクローゼットなど収納を増やせばよかったこと、コンセントの高さや場所をもう少し考えてもよかったこと、電球色を統一すればよかったなどの後悔ポイントもあげてくださいました。
これから住まいづくりを始める方へのアドバイスをお伺いすると、「InstagramやWEBなどの切り取られた情報だけでなく、自分の目で確かめることが大切だと思いますね。家族構成や年齢によって進め方やかけられる時間は変わってくると思いますが、できるだけじっくりと時間をかけてプランを考えるのがおすすめ。建てた家にずっと住むことを考えて、家族や住宅メーカーの方としっかり話し合って、納得した上で後悔のない家を建てて欲しいと思います」と話してくれました。