Housing Report

大阪府 K邸

生まれ育った地元でずっと飽きずに安心して暮らせるこだわりの住まい
  • ・ハウスメーカー:紀の国住宅紀の国住宅のモデルホームを見る
  • ・延床面積:117.17㎡ (1F 62.52㎡、 2F 54.65㎡)
  • ・建物総建築費:2,000万円〜2,500万円
  • ・竣工年月:2023年10月

大きな掃き出し窓のある、明るめの木目が美しく居心地のいいリビング。大きなソファの上でくつろいだり、遊んだり、子どもたちはいつも元気いっぱい。

賃貸では子どもたちの声や走り回る音など、隣家への気遣いやストレスがあったこと、家賃+光熱費と住宅ローンの差がそこまでなかったこと、さらに自身と同じ小中学校へお子さまも通わせたかったことなどから、生まれ育った地元に家を建てることを希望されていたご主人。上のお子さまが小学生にあがるまでには家を建てたいと、土地が売りに出されることが少ない地域ながら、どうしても区域内でと土地を探し続けていたのだそう。その頃、ご主人のお兄さまが先に地元で家を建てることになり、その隣にあった空き家をどうするか家主さんが悩んでいるという話を聞きつけて交渉し、無事にこの土地を購入することができたのだとか。

住まいづくりの先輩であるお兄さまからノウハウは聞くことができるけれど、数多くの性能や工法、住宅メーカーがある中で、どこがいいのか全くわからなかったご夫婦は、まず近くにあった新・泉佐野のABCハウジングへ行き、モデルホームを見学することに。「ABCハウジングは近くにあり、子どもたちが喜ぶイベントも開催されていて行きやすかったです。外観だけではわからないので、予算に合う住宅メーカーはすべて見学しました」とのこと。その中で、紀の国住宅の展示する“木”をふんだんに使ったインテリアや、リビングから続く和室、和モダンな雰囲気が気に入ったことや、“この人にぜひお願いしたい!”と思える営業マンと出会えたことでパートナーとなる住宅メーカーを決定できたのだそう。

モデルホームを見学した時に、ご夫婦がひと目で気に入ったリビングからシームレスに続く和室。縁のない琉球畳を使用することで、和風すぎずおしゃれでモダンな印象に。

奥さまの要望で、階段下にはヌック(こじんまりとした居心地のいい空間のこと)に。いまは子どもたちの遊び場&おもちゃ置き場として大活躍。将来は奥さまがゆっくりする場所として活用したいのだとか。

洗丸く仕上げた壁の2面から見えるのが便利な時計は友人からのプレゼント。/和室の垂れ壁はななめのアーチ型でモダンな仕上がりに。/暑い日はプール遊びも楽しめる、庭&タイルデッキもお気に入り。

オープンタイプのダイニングキッチンから、玄関&洗面所へ移動できる回遊動線になっているから家事もラクラク。やわらかな雰囲気になるよう壁の角を丸くしたり、お子さまが成長しても顔を合わせられるようリビング階段にしたり、柱を並べて和モダンなイメージにしたのが、ご夫婦のこだわりなのだそう。

丸窓のある玄関には、帰宅後すぐに使える手洗い場が。広めのシューズクローゼットで、散らかりがちな玄関もすっきり。

「間取りなどのプランは1年くらいかけてじっくり取り組みました。期間や回数の制約もなく、どっしりと構えてつきあってもらえたのもよかったです。ずっと住む家なので、見た目だけではなく住みやすさを重視しましたね。20年後も飽きずに暮らせるのか、40年後も安心して暮らせるのかを考えました」とご主人。住まいづくりの先輩であるお兄さんからのアドバイスを取り入れながらも、自分たちが叶えたい部分もしっかりと実現。「1番こだわったのはリビングで、子どもたちが隣家を気にせず泣いたり、暴れたりできますし、仕事の後に帰ると『はぁ〜、家だ〜!』と落ち着けます。賃貸のようにいつか引っ越しをするかもしれないという不安もなくなり、心に余裕ができました」と、木のぬくもりが心地いい住まいに大満足の様子。奥さまも「キッチンに立ってる間も、子どもたちの様子が見渡せるのがいいですね。和室はいまは特にこれといった使い道はないけれど、つくってよかったなって思います」とうれしそう。納得の住まいづくりでしたが、暮らしてみると気になるところも出てきたそうで、1階にウォークインクローゼットなど収納を増やせばよかったこと、コンセントの高さや場所をもう少し考えてもよかったこと、電球色を統一すればよかったなどの後悔ポイントもあげてくださいました。

丸窓とスリットのパーテーションが目を引くおしゃれな和モダンの外観

これから住まいづくりを始める方へのアドバイスをお伺いすると、「InstagramやWEBなどの切り取られた情報だけでなく、自分の目で確かめることが大切だと思いますね。家族構成や年齢によって進め方やかけられる時間は変わってくると思いますが、できるだけじっくりと時間をかけてプランを考えるのがおすすめ。建てた家にずっと住むことを考えて、家族や住宅メーカーの方としっかり話し合って、納得した上で後悔のない家を建てて欲しいと思います」と話してくれました。

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