第9回
ほっこりと鍋を囲んで〜お気に入りの鍋で秋・冬のスタイリング

寒い季節はやっぱりお鍋!ちょっと一工夫の可愛いコーディネート

あったか〜いお鍋が恋しい季節になりました。
そこで今回はお鍋!と言っても、寄せ鍋ではなく、コトコトと煮込むシチューやポトフのイメージでしょうか。
可愛い洋風の土鍋を中心としたコーディネートです。

★プロバンス風コーディネート

1つはプロバンス風のコーディネート。赤土にモスグリーンの釉薬がかかった田舎っぽい風情のあるお鍋です。お鍋に合せてテーブルクロスもモスグリーンを基調とした手書き風の可愛い綿のものを使いました。お鍋が中心なので、全体には低めのセッティングにします。ワイングラスも低めがしっくりと納まります。単調になりがちなお鍋に簡単なひと工夫をしたい時は、色々なトッピングや薬味をお好みで足してみてはどうでしょう。

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トッピングの器にも遊び心を加えました。1つはトッピング用に形の面白い定番の“オリーブ入れ”を、薬味用には可愛いひよこの“エッグスタンド”を並べてみました。器の用途を色々と変えてみるとコーディネートの幅も広がりますね。

★ほっこり冬のコーディネート

次は冬のあったかコーディネート。クリーム色のぽってりとした土鍋には、冬らしいフランネルのランチョンマットを合せています。“太いチェック柄”“手編みのコースター”“毛糸のボンボン”など、冬にぴったりの飾りがついた可愛いマットです。テーブルセンターはやさしい茶色のチェック柄を横に使って、パンとバターのマットにはベージュの大きいお花のレースを敷きました。ちょっと継ぎはぎのイメージです。

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お皿は黒を使いましたが、ランチョンマットと色合せをしているのであったかムードです。お花飾りも簡単で素朴に、ワインと一緒に木のかごにセッティングしてみました。

では、お鍋を使ったお料理をいくつか紹介しましょう。近年流行りの鋳物のお鍋は山の幸をまるごと詰め込んでオーブンで焼いた“鶏と野菜のオーブン焼”。先程も使ったクリーム色の土鍋はまるごと野菜と豚肉をコトコト煮込んだ定番の“ポトフ”。赤い色が可愛い、浅くて平たいお鍋には海の幸いっぱいの“アクアパッツア”。煮込みものはその他にもクリームシチューやカレーなど、我が家のお味がする素敵なメニューですね。

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鶏と野菜のオーブン焼

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ポトフ

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アクアパッツア

★可愛い蓋付きの器を使って

ちょっとプラスで、可愛い蓋付きの器を使ったコーディネート。蓋つきのジャムポットやココットも色々使える楽しいアイテムです。今回は野菜の形(トマト&林檎&かぼちゃ)の蓋付きの器をセンターに並べてセッティング。蓋があると中に何がはいっているのかワクワクしますよね♪カラフルな野菜の器を引き立たせたいので、銘々の器は色を少し抑えた配色のものを使っています。

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細いアンティークなリボンはさりげないアクセントに。良く見ると他にも野菜が…ポット&ソルト&ペッパーは“かぼちゃ”ですよ♪

お鍋を使ったお料理は美味しい冬の定番!可愛いお鍋はテーブルにそのまま運んで使えるので、お気に入りを1つ見つけて長く使い込むのも素敵です。それぞれの家庭にある“我が家ご自慢の煮込み料理”は、ほっこりとした思い出ご飯。さて、この冬はどんなお鍋をしてみましょうか?

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