こだわりのマイホーム

2022年の12月に実家を二世帯住宅にフルリノベーションし、私の両親と主人と2人の息子と6人で暮らしています。家は5階建てで、1~2階が両親の会社の事務所、3階が両親の住まい、4階がキッチン&リビング兼、私の職場で、5階に私達家族が住んでいます。3階と5階にはお風呂、トイレ、ミニキッチン、寝室、リビングがそれぞれあります。

主人はお風呂を設置する仕事をしているので、最高グレードのお風呂にTVを取り付けています。もちろん主人が自分で取り付けたこだわり空間です。

そしてもうひとつ、家は私の職場でもあります。
お料理教室を運営していくにあたり、マンションでの開催は不便なことがたくさんありました。
例えば、シンクがひとつなので食器を洗いたい人と、野菜を洗いたい人、手を洗いたい人が混雑してしまう。3口コンロでは足りない、主人が休みの日にお料理教室の開催が難しい。などなど、不便だったことをあげるとまだまだ沢山あるのですが...
そこで家を建てることになり、土地を探しましたが見つからず、広いマンションを購入して改装をしようかと主人と話し合っていると私の両親から同居の話があり、その際に実家をフルリノベーションすることになりました。

家族は何もかも自由にさせてくれたので、とにかく全てにこだわりました。
キッチンは壁側にひとつと、アイランドキッチンも取り付けました。
裏話ですが、アイランドキッチンの天板は一番大きいものを選んだので、階段やエレベーターでは上げられなかったので男性6人がかりでベランダから4階まで引き上げるという大掛りな作業になりました。キッチンの職人さんも初めての経験だったそうです。

いろんな方の助けもあり、今まで不便と思っていたことを解消した理想のキッチンに仕上がりました。

そして、洗い物が嫌いな私が少しでも早く、気持ちよく終われるように業務用食洗機と、食材がなんでも入るように業務用冷蔵庫、氷を切らすことがないように業務用製氷器も購入しました。
壁紙や床の色もInstagramで調べ尽くし、頭が痛くなるくらい毎日悩み続けて考えて決めました。
その甲斐もあり、生徒さまにも家族にも喜んでもらえる、お友達を呼んで ホームパーティもできる大満足なお家に仕上がりました。

主人とは「お互いの仕事に関わる場所は妥協しないでおこう!」と話したので、お風呂とキッチンはこだわった分ちょっと無理をした部分でもあります。 それ以外は、洗濯機やTVは海外製の安いものにし、予算調整をしました。(今のところ不具合もなくばっちり動いています)

私にとって家とは

一番好きな場所は、キッチンではなく、実は5階のリビングなのです。
大きな窓から沢山の光が差し込み、自分が好きな淡い色合いのソファやラグ、観葉植物に囲まれ、ポカポカした空間で生後6ヶ月の次男とのほほんと過ごすことが大好きです。 4階のキッチンは誰に見せても恥ずかしくないように『かっこいい、スタイリッシュ』をテーマにこだわりましたが、5階は自分が好きな色の家具や壁紙、床材を選びゆっくりくつろげるようにしました。

私にとって家とは、かけがえのない世界一大切な居場所です。
そして大好きな家族にとっても『早くおうちに帰りたい』と思ってもらえる心地良い空間づくりを心掛けています。すごく小さなことですが、朝は暖かい空間で起きられるように床暖房を朝6時に設定したり、 日中は昼光色の照明を点け、夜は落ち着けるように電球色の照明に切り替えたり、ゆっくりくつろげるようにソファは大きめのものを選んだり...この先もずっと家族みんながいつも笑顔で楽しく過ごせる家であるようにしたいです。