住まいにまつわる雑学イロイロ 知っていると楽しい! 住まいの教科書コラム vol.8

子育てとマイホームの両立って、できるの?

いつかはマイホームを建てたいと思っているけれど、子育てをしながらでも
住宅ローンは両立できる?そんな不安を感じているあなたへ、
幼稚園から大学を卒業するまでにかかる費用についてと、
子育てをしながら家を建てるメリットについてご紹介します!

そもそも…「幼稚園〜大学」までにかかる教育費って?
公立と私立の違い
  • 幼稚園 (3年)
    無償化で負担が軽く

    幼児教育・保育の無償化制度によって、3~5歳の保育料は公立・私立とも抑えられることに。 保育利用料以外は対象外のものが多いため、全体の費用をチェックしておきたい。

  • 小学校 (6年)
    公立と私立で大きな差が

    公立では低学年のうちはあまりお金はかからないが、高学年になるにつれて教材費や塾代などがかさみがち。私立に6年間通わせると、公立の約5倍の費用が。

  • 中学校 (3年)
    公立でも塾代が高額に

    私立は高校よりも中学の方が学費が高く、公立に通った場合の3倍近くかかることも。 公立でも、高校受験に向けた進学塾などの費用が高額になることが多い。

  • 高校 (3年)
    部活代や塾代がかさみがち

    自治体によって、就学支援金などの助成が受けられるが、一定以上の年収がある場合は除外される場合も。 大学受験のための塾代や部活代などにも費用がかかりがち。

  • 大学 (4年)
    文系・理系など進路で差も

    国公立は学部を問わずほぼ同額だが、私立は文系より理系、さらに医・歯・薬学系の学費が高額に。奨学金などでまかなえるが、 初年度の費用は準備が必須になるため注意。

文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」「私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」内閣府「子ども・子育て本部 幼児教育・保育の無償化」
どんな学校で、どんな教育を受けさせたいかは、
親の教育方針や子どもの希望によってさまざま。
トータルでどれくらいかかるのかを理解し、
住まいづくりを早めに始めることで、
コスト面でも、子どもたちの成長にも、プラスに!
子育てしながら、若いうちに家を建てるメリットって?
  • 住宅ローンを長めに組めるから
    月々の返済額が少なくできる!

    最長である35年ローンの借り入れが
    しやすく、長く借りることで月々の返済額も
    低い設定が可能に!

  • 住宅ローンが早めに終わるから
    将来の計画や準備がしやすい!

    返済が早めに終われば、老後の資金を
    貯金するなど、生活面にも余裕が!
    その分、旅行や趣味が楽しめるように。

  • 家賃を払いながら
    頭金を貯める必要がなくなる!

    頭金を貯金してから、購入する場合、
    今借りている家賃と貯金を同時にすることに。
    早めの購入で、教育費や貯金に余裕が。

  • 子どもが小さく教育費が少ない
    うちにローン返済
    を頑張れる!

    子どもが小さいと教育費が少ない場合が多く、
    ローン返済に集中できるのが◎!
    早めに返せばその分利息もおトクに。

  • 住宅ローンが早く減るから
    買い替えなどにも対応できる!

    ローンを早く完済すれば、いざという時に
    お金に換えるなど、自己資金として運用可能!
    買い替えを考えやすくなるメリットも。

  • スマートハウスなどの購入で
    利息や光熱費が抑えられる!

    長期優良住宅などを建てることで、
    住宅ローンの利率が抑えられるほか、
    日々の光熱費も安くできるのもおトク!

子育て中に家を建てるというと、「貯金がまだ貯まっていないし…」
「ちょっと早すぎるのでは?」と考えがちですが、
実は家を建てた人の
半数近くが子育て中の若い世帯だという結果も。

“子どもにかかる費用”をしっかり踏まえ、
“住宅ローン”と両立しながら
家族が快適に暮らせる
理想の住まいづくりを
計画的にスタートさせるのがおすすめです!

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