睡眠専門家・荒川内博

睡眠専門家・荒川内博

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睡眠の専門家を養成するSleep Consultant Companyの代表であり、快眠オンラインセミナー「カラダシフト睡眠」運営局長でもある荒川内さん。過去にご自身が短時間睡眠による健康への悪影響を体感され、睡眠の重要性を知り、独自で睡眠研究をスタート。今では専門家歴9年、1500人以上をサポートされています。「1人でも多くの方の睡眠を良くして充実した毎日を送ってもらいたい」という想いで、Instagramでは快眠のコツを発信されています。

居心地の良さを追求した家づくり

睡眠の仕事も自宅でしているので、ほとんど家の中で過ごしている事が多いです。
その分、居心地の良さを追求して家づくりをしています。
私にとって居心地の良さとは、場所や時間、やっていることに対して表現したい自分を表現できる空間のことです。
例えば、仕事中なのにリラックスしてしまってダラダラしてしまったりリラックス中なのに頭が働いて脳がリラックスできなかったりすると居心地が悪いので仕事中は仕事モード、リラックス中はリラックスモードと場所や時間、やっていることに対してそのまま表現できる自分の空間がとても居心地がいいと感じます。

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家とは「自分の全てを表現できる場所」

私にとって家とは「自分の全てを表現できる場所」だと思っております。
例えば、仕事部屋で仕事をして、脳が疲れていたり、集中力が切れてくる時にトレーニングゾーンを使ってストレッチやトレーニングなどしています。

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またアロマを使ったりして休息したり、アイテムを使いながらオン・オフの切替をしています。

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他にも趣味は観葉植物を育てることで、癒しと新鮮な空気を味わってリフレッシュしています。

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こだわりの「色」

寝室では快眠色の青、リビングではリラックスに特化した青・白・緑を基調とした空間にしました。
日中は明るく、夜は暖色系の照明で快眠に向けてリラックス効果を作っています。

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「おうちでできる!快眠環境7選!」

夜の照明は暖色系の色に

明るい蛍光灯の光を浴びると、脳は昼なのか夜なのかわからなくなり睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を遅らせて睡眠の質を下げる原因になります。日が暮れたら家の中も睡眠ホルモンに影響のない暖色系の照明に切り替えましょう。

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室温と湿度

■ 夏は室温26℃前後、湿度60%前後に!
エアコンは一晩中つけて起きる30分前にタイマーでオフになるようにしましょう。
■ 冬は室温18~23℃、湿度50~60%に!
暖房は寝る1時間前からつけておいて寝室や家具を温めて寝る時にはオフにしましょう。起きる30分前から暖房がつくようにすると目覚めやすくなります。
★Point★ 起きる時に室温と体温が上がると目覚めやすい。

布団のシーツの色は暗い青・清潔感の白がおすすめ!

人は無意識に色に反応します。
布団は「今からそこに包まれる」という時に赤色だと興奮の色なので睡眠に悪影響が出ます。
青や白は安心感と清潔感に包まれるので快眠しやすくなります。

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枕の高さ

枕の高さは、上向きで寝た時は唾が飲みやすいか要チェック。高すぎたり低すぎると喉が塞がり、唾が飲み込みにくくなります。合わせて気道も塞がるので呼吸がしづらくなります。
横向きで寝た時に、顔の中心(眉間、鼻先、顎先)がベッドに対して平行かをチェックしましょう。

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寝室は寝るためだけの場所にするのがベスト。

寝室で本を読んだりスマホゲームをしたりすると、寝室=寝る場所ではなくなるので不眠や睡眠の質の低下の原因になる可能性があります。

カーテンは遮光カーテンがおすすめ!

カーテンからさしこむ外灯の光も睡眠の質の低下に繋がります。
睡眠に一番いい明るさは月明かり程度なのですが、現代の家では街灯などがあるため難しいので真っ暗な環境にするようにしましょう。豆電球も明るすぎるので注意!

カーテンの自動開閉アイテムを使う

寝る時は真っ暗がおすすめですが、起きる時は太陽の光をたっぷり入れたいところ!
起きてカーテンを開けるのがベストだが、カーテン開けることもできず二度寝をしてしまう場合は、カーテン自動開閉アイテムを使ってタイマーで自動的にカーテンが開くようにすると、起きる時に光を浴びる事ができるので朝すっきり起きやすくなります。

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以上が「おうちでできる!快眠環境7選」でした。
その日の睡眠が翌日のパフォーマンスをつくり、日々の睡眠が人生をつくります。
毎日の睡眠をより快適にすることが、あなたやあなたの家族の暮らしをより良く導いてくれますので、この記事をきっかけに睡眠に向き合ってみてはいかかでしょうか?

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