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天然の木を使ってあるものの清掃はからぶきか固く絞った雑巾で、というのは皆さんご存知ですね。
針葉樹、広葉樹にかかわらず、天然の木は経年変化で自然に色が濃くなっていき、いわゆる「あめ色」(茶褐色)を帯びていきますが、
これは天然素材であることのしるしで、汚れではありません。
塗装もあまり厚塗りだと木の質感が感じられなくなりますが、塗装せずワックスだけでは液体をこぼせばしみができます。
そのしみも時間とともに自然になじんでいくものですが、メンテナンスをとるか質感をとるかは好みで分かれそうです。

木のシリーズの最初にご紹介したエピソード、
メープルでは黒光りした柱や梁と合わないのでは?
というものでしたが、それではどんな床材がよいでしょうか。

私ならまずは板張り、和室の縁側に使うような縁甲板や
ちょっとワイルドに節ありのもの、それから前頁でご紹介した
竹のフローリングなんかもいけそうです。

やはり「和」を意識したものが古い柱や梁を生かすのでは
ないかと思うのですが、皆さんならどんなものを組み合わせる
でしょうか。

木のシリーズはいかがでしたか。本当にたくさんの種類の木材が身近に見られるようになったと実感しています。
それは木が大好きな私たち日本人が、いろいろな国から資源を分けていただいているということでもあります。
自然の恵みを大切に使い、そして十分に楽しみたいと思います。

3回あれば十分と思っていましたが、あっという間に終わってしまいました。
さて次回は「紙・クロス」に話を進めたいと思います。
壁紙や障子・ふすま、照明器具のセードなど、インテリアに登場する「紙」のいろいろを見ていくことにしましょう。
(2008.6.1更新)
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