以前はご主人の実家の2階に同居されていたというNさんご夫婦。お子さまの泣き声や足音、生活時間の違いなどから、お互いに気を使うことが多くなり、増築か新築をしたいと考えるようになったんだそう。いろいろと検討された結果、実家の敷地内、お父さまの畑があった場所に家を新築されることに。「工務店を訪ねたり、ネットなどで情報を集めると共に、1度に多くの家が見られるABCハウジングの展示場を利用するようになりました」とNさん。工務店を含む3社からプランを提案される中、太陽光発電&オール電化であること、全館に床暖房が採用されていることが気に入り、さらにレスポンスがとても早く、気が利く営業マンと出会えたことで、一条工務店での建築を決意。
「10月半ばから、4月後半まで、床暖房は全部つけっぱなしなんです。こまめに消すより、電気代も安くて。温まった空気が逃げていかない設計なので、温めるエネルギーがあまりいらないみたいです。玄関を入ると、いつもポカポカですね。一番うれしいのはお風呂場が暖かくて、ヒヤっとしないことかな」とのこと。リビングに大きな吹抜けがありながら、全館床暖房と高い断熱性能のおかげで快適さをいつもキープでき、気になる光熱費も、太陽光発電による売電が多いため負担にならない程度なんだとか。
リビングの吹抜けは、実は2階の部屋数を減らす目的で造られたんだそう。「部屋を減らすことでコストも抑えられるし、2階にはそんなに部屋数も必要なかったので。吹抜けがあることで、リビングが明るく広く感じられるから、正解でしたね」とご主人。吹抜けの壁には奥さまの希望で表情のあるエコカラットを、天井にはご主人の希望でウッドデザインのファンを設置し、ご夫婦にとって一番のお気に入りの空間となっているんだそう。
また、リビング奥の和室は、いまはご家族の寝室として使用。「子どもと一緒にゴロッとできるので、和室はあってよかったですね」と奥さま。娘さんが遊んだり、お昼寝をしたりするだけでなく、着脱式の物干しを付けることで、雨の日に洗濯物を干したりと、大活躍のスペースとなっているんだとか。「24時間換気で気密性も高いから、和室に洗濯物を干しても全然大丈夫です。どっちかというと乾燥しすぎるくらい」。何度も実家へ「お客さま来てるよ〜!」と、走って報告してくれていた娘さん。「よく1人で遊びに行ってますね。ちゃっかり夕ごはんまで食べて、1日中過ごすこともあります(笑)」と、共働きのご夫婦にとって、隣の実家は頼りになる存在となっているよう。付かず離れず、まさにお鍋が冷めない距離での二世帯近居が羨ましい、Nさんご家族のお住まいでした。