プロクライマー・野村真一郎

プロクライマー・野村真一郎

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中学三年生の頃から本格的にコンペティターとして活動し、数々のワールドカップやワールドユース、アジアの国際大会等に出場。様々な入賞経験があり、大会と岩場の両面で活躍中です。自然の岩場でのクライミングを主とし、その魅力を伝えていくことを目的としたチーム「ROKDO」のメンバーとして活動されています。また、クライミングジムに必要なコースを作る「ルートセッター」の仕事もされています。

家の在り方

仕事柄出張が多いのと、休みの日も基本行動していたいタイプなので、起床時と就寝前以外の時間はほとんど家で過ごす事はありません。
ですが、半年に数回くらいの頻度で疲労がピークに来てスイッチが完全にOFFになる日があるので、そういう日は逆に全く家から出ない日もあります。
その理由は、家の中の物全てが自分の物であり、自分の他に気を遣う事が無いため、身体的にも精神的にも最も回復出来るからです。
その時間の中で、冷静に自分の精神状態を把握する事が出来るので、再スタートの為にも良い時間になっています。
また家にいる時間は朝〜夕方にかけてほとんどYoutubeやSNSを見ながらコーヒーを飲んでぐだぐだしています。夜は気分が乗っていれば料理をして、お酒と一緒に食事をしながら好きな音楽を探したり、映画を観てます。最近は小説を読む習慣を付けたいと思っているのですが、中々集中力が続かないのが悩みです。この習慣を付ける事は、2022年の最大の目標ですね。後は、野球観戦が好きなので、野球の試合がある時は必ず観戦しています。

家の中ではとにかくストイックとは真逆の生活をしているので、基本的にはずっと横になっていたいです。中でもお気に入りスポットはベッドのすぐ横にソファを配置しています。笑

ベッドから起き上がって、最短距離でソファにいけるのが好きなポイントです。
後はロフトですね。ロフトはせまいですが、パーソナルスペースな感じがして、好きです。たまにですが、気分転換にロフトでは音楽を聴きながらストレッチをする時もあります。

アスリートが教える簡単セルフケア

家でのトレーニングは全くしません。
自宅はあくまで身体をリラックスさせる空間なので。
僕は切り替えのスイッチをONにすることに注力するのではなく、OFFに切り替えるところを大事にしています。緊張感があるとリラックスできない為、家は大切なリラックスできる1つの空間にしたいのであえてトレーニングはしないようにしています。
個人的にはシャワーから上がったドライヤーをしているときがOFFに切り替わるタイミングです。(笑)そのため自宅ではトレーニングのコンディショニングを大事にしており、セルフケアを大事に行っています。
その中でも、セルフケアに必須アイテムなのがマッサージガン。僕が愛用しているのはリカバリーガンプロです。マッサージガンの使い方は一般的で、張ってる所に押し込む感じです。僕は刺激が強い方が好きなので長めに3分程やってます。先端部分のアタッチメントは、ボール状のものを使う事がほとんどです。

そして、プロクライマーとして活動している僕が最も気にかけているのが指のケアです。
クライミングは、ボディビルダーのような大きい筋肉を強大に発達させる必要はありません。登るために必要ではない筋肉を沢山増やしたとしても純粋に身体が重くなってしまうだけからです。全身運動であるクライミングをしていれば、クライミングに必要な筋肉は勝手に育ちます。つまり、トレーニングジムに行って上半身の筋トレをしまくっても登れるようになる事は絶対にありません。
ただ、クライマーに必要な筋力トレーニングもあります。それは、指先のトレーニングです。クライミングは梯子登りが基本なので、下半身と上半身の連動がベースになってくるのですが、そうは言っても指先で身体を支える能力が発達していればかなり有利です。指先の力が強ければ強いほど、身体を脱力させながらぶら下がれるからです。後は、指先で全身を支えているのでかなり痛みもあります。その痛みに耐え得るメンタルを鍛えるためにも指先のトレーニングは必須になってきます。
僕の場合、日常的に10mmや8mmの取っ掛かりで懸垂をしたり、フロントレバーをしたりしています。
かなり強度の高いトレーニングをしているので、家での指のセルフケアは必須です。怪我だけは絶対にしないように心がけています。

ABCハウジングのイベントを経て

10/9(土)にABCハウジング奈良・登美ヶ丘住宅公園にてイベントを実施させていただきました。純粋に子供たちにボルダリングを楽しんでもらえた事がとにかく嬉しかったです。講師という形で参加しましたが、子供たちと一緒にコースのムーブを試行錯誤しながら楽しんでいた感覚です。
今回のイベントをきっかけに、ボルダリングが家族ぐるみで熱中出来るスポーツだという事を伝えられていれば、とても嬉しいです。

僕は小学2年生の頃からボルダリングを始めています。きっかけは些細で自宅の近くの施設でボルダリングを体験したのが始まりでした。そこから徐々に興味を持ち始めてのめり込むようになりました。そこが僕のターニングポイントとなりました。
その頃から現在まで、両親はずっと僕のクライミングを応援してくれています。
今では世界的にも活躍できるほどの岩のクライマーとして挑戦し続けています。
始めた頃では想像もしていなかった世界で活躍できています。

ご体験頂いたお子様もその頃の僕とちょうど同じ年頃だったので、楽しそうにご体験頂く姿を見て昔を思い出しました。今回のこのようなきっかけが人生のターニングポイントに出来るよういろんな事を体験、チャレンジしていただきたいです。
また、僕の事を応援していただいているクライマーの方々が来て頂いた事、とても嬉しかったです。会いに来ていただき、本当にありがとうございます。
今後とも頑張ってまいりますので応援の程宜しくお願い致します!
また、たくさんのモデルホームが立ち並んでいたので、理想の住まいが想像出来ました。庭があるとボルダリングも気軽に楽しむことが出来ると感じました。
こういった機会は初めてだったので、今後もこのような活動を積極的に行っていきたいと強く感じました。ABCハウジングの住宅展示場ではこの時のようにお子様たちに楽しんで頂けるファミリー向けのイベントを毎月行っているのでみなさん是非足を運んでみては如何でしょうか。

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