日本列島は地球の表面を移動しながら取り囲んでいるプレートが4つ集まる地点にあるため、M6.0以上の
大地震の約2割程度が日本で発生するといわれるほど、「地震」や「津波」などの災害が起こりやすい国。
さらに、「台風」や「ゲリラ豪雨」なども多発しています。
まずは、自然災害について知るところからはじめましょう。
陸側のプレート内部で断層に力が加わり、上下や横にずれることで起きる地震。浅い断層がずれ動くことで起きるため、被害が大きくなる傾向に。
陸側のプレート(岩板)の下に、海側のプレートが沈み込む境界で起きる地震。海底下の浅い所で発生すると津波をともなうことも。
津波とは、地震などによる海底の急変によって発生した波が伝播したもの。海底が浅くなるにつれて、スピードは遅く、波は高くなり、一般的に30cmで遊泳禁止、50cm前後で人間が直立していられない状態に。2mで木造住宅が洗い流されるなどの被害が。複数回押し寄せる特徴があり、2〜3回目以降の波がそれまでより大きいこともあるため注意が必要です。
夏から秋にかけて多く発生する台風。大型台風は風速15m/s以上で、「強風域」の半径が500km〜800km未満のもの、超大型は「強風域」の半径が800km以上のものを指します。進行方向に向かって右側が特に危険といわれています。