もしも、地震などの災害が起こってしまったら…。
どんなに強く、安全な住まいであっても、備えがあるに越したことはありません。
いざというときに困らないよう、いますぐチェック&準備をしておきましょう!
地震が日中に起きてしまった場合、家族が離ればなれになってしまう可能性が高く、災害時には普段と違って、通信や交通がマヒし、連絡が取れなくなってしまうことが想定されます。曜日や時間帯など、いろいろなケースを考え、家族それぞれの連絡先や避難場所、集合場所などを、前もって決めておきましょう。
地震が起きたとき、さまざまなライフラインが止まり、物資が買いに行けなくなることも。最低でも3日分、できれば1週間程度は暮らせるように備蓄を心がけましょう。
避難しなければならなくなったときに備えて、家族それぞれの最低限必要な物を準備しておきましょう。玄関まわりや寝室、車の中などに置いておくと安心です。
通帳や健康保険証、常備薬、家族の写真、連絡先のメモ、印鑑などを、すぐに持ち出せるように管理しておきます。濡れたときに備えて、ファスナー付きのビニールケースに入れておくのがおすすめです。
地震の際の負傷は、約30〜50%が家具などによる転倒や落下、移動が原因といわれています。部屋に物を置かないようにしたり、家具の下敷きになってしまわないような配置を心がけましょう。また、地震に強い住まいにするには、できるだけ大型の家具は置かず、据え付けの収納にするなどの工夫が大切です。どうしてもの場合も、寝室などには大型の家具は置かないようにしましょう。
いざというとき、電話やメールなどの連絡手段が使えなくなっていることもあるため、慌てないよう災害用伝言ダイヤルの使用方法をおさらいしておきましょう。また、NTTなどの各電話会社では、web上にメッセージが残せる災害用伝言板も提供されます。
※伝言は被災地の方の電話番号を知っているすべての方が聞くことができます。家具と壁を木ネジやボルトで固定します。金具にはスライド式や、上向き・下向き取り付け式があります。
家具と天井の間にポール式器具を取り付けます。粘着マットやストッパーなどを組み合わせれば強度が高くなります。
ゲル状で粘着性のあるシートを、家具の底面などに貼り付けて使用します。
壁とキャスター付き家具などをつなげることで、家具が移動するのを防ぎます。
吊り下げ式の照明器具などをチェーンやワイヤーなどで結んで固定します。
ガラス製の扉や窓など割れた際に飛散を防ぐために貼っておきます。
家具の底の前方にくさびのように挟み込み、家具を壁際に傾斜させておきます。
動きやすいキャスターの下に皿状のものを置き、家具の移動を防ぎます。
1966年に誕生した地震保険。1995年の阪神・淡路大震災、
2011年の東日本大震災と、リスクの管理が重要視されるようになり、
加入率は年々上昇しています。
地震では揺れだけでなく、揺れに伴う火災、津波、液状化を原因として
建物・家財に大きな被害が発生します。
地震保険による経済的な備えで、被災後の当面の生活を支えられます。
地震被害対策の1つとして地震保険を検討し、
いつ起こるかわからない災害に備えておきましょう!