ABCハウジング このまちのストーリー

神様のいる場所 Vol.1

幹事長と団長

10月17日。秋祭り当日。8時頃に地元を出発し、約6km先の御旅所を目指します。途中、休みながら、昼の13時前には御旅所前の坂の下に到着。
車上の阪本さんは、青年団のみんなからサプライズプレゼントで貰ったという黒いパッチと法被に、「幹事長」のたすきを掛けています。

みんながサプライズでプレゼントした黒い法被、パッチ、地下足袋装束の阪本さん
たすきには「幹事長」の文字

今年、青年団を卒業する阪本さんのために作られプレゼントされた幕

本来なら青年団なのだからリーダーと言えば「団長」。しかし、阪本さんは「幹事長」です。まつりが終わって数日後、阪本さんがこんなことを言っていました。「団長のたすきが掛けたかった」。「幹事長」というのは、他の地区の者でもリーダーができるようにと導入した役職なのだそう。
名前など関係ないと言えばそうかもしれません。でもやはり、北加納が大好きな阪本さんには寂しい気持ちがないわけではないようです。

「団長」のたすきを掛ける桐山青年団の団長

宮入りが始まりました。まずは、神様に三礼。
晴れ晴れしく進むだんじりの後ろで、まるで、若者達の活躍を後押しするかのように、年長者のみなさんが力いっぱいだんじりを押していたのが印象的でした。

宮入りした後、神様に三礼する北加納のだんじり

宮入り当日は快晴。北加納のだんじりの大屋根が青空に映える

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